1/11投開票された佐賀県知事選で樋渡氏が落選した。
樋渡氏と言えば、皆さんご存じ「武雄前市長」である。
病院他色々な改革を実行したが、中でも図書館は、開設2年目で来場者数が100万人を超える大成功を収めている。
自分も、一度行った事があるが、スタバのコーヒーを飲みながら本を読める環境は心地良かったし、何と言っても年中無休で朝9時~夜9時の開館時間というのは素晴らしいと思った。
今回、武雄市から、佐賀県に羽ばたき、更なる活躍を期待していただけに残念でならない。
佐賀県でバンバン改革を実行して、隣の長崎県を大いに刺激して欲しかった。
新聞紙面には、「独善的改革に ノー」 などの見出しが踊ったりしたが、何を持ってして”独善的” というのか不思議でならない。
樋渡氏のブログを毎日チェックしていたが、当たり前のことを書いているだけで、決して独善的などという事は感じられなかった。
第一、議会があるのに、市長1人で独善的に物事を決定できるはずもない。
今回の選挙で、佐賀県民は山口氏を選んだ。
それが、佐賀県民の民意であり(選挙に行かない人の意見は論外)、それ以上でもそれ以下でもない。
ただ、同時に開票された、樋渡氏の辞職に伴う武雄市長選は、後任と目される小松氏が当選した。
僅差での当選とはいえ、武雄市民の多くは樋渡氏の今までの改革を評価しているという事だろう。
樋渡氏の最後のブログには、
「ずっと走り続けた人生を送ってきたので、この辺でしばし充電をしたいと思います。
ブログもFacebookも当分の間お休みします。最後に重ねて感謝いたします。」
と書いてある。
毎日楽しみにしていたブログが見れないのは残念だが、ゆっくり充電し、再登場して欲しいと思う。