【勉強法】宿題のやり方が変わるとき | 瀬戸内市にある幸風館のブログ

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瀬戸内市の長船町にあるちっぼけな塾講師です。
地域の勉強のこと,学力のこと,たまに自分のことを書いていきます。
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犬の散歩に久しぶりに行った幸風館の藤井です。花粉がひどく,マスクなしでは厳しい季節になりました。

2023年度の授業もあと1週間となりました。新年度の準備をいろいろとしていますが,昨年の春に種をまいたお子さんたちが少しずつ芽を出し成長していってくれたと実感しています。

 

今年の小5は思い通りに・・・とはいきませんでしたが,年度の最後に勉強の質が変わってきたのを感じています。

 

年度当初は算数の宿題の仕方や単語・漢字の覚え方に時間がかかり授業も予定通りには進めず,全員が確認テストで100点を取るとはいきませんでしたが,ここ数回は全員100点まであと一歩のところまで取れるようになりました。例年は2学期くらいで全員100点があるのですが,今年の小5は1年かけてここまで来たという感想です。

 

幸風館では毎回の授業で確認テストを行い,確認テストをやっている間に宿題ノートのチェックを行います。その宿題ノートの中身が3学期に入ってから明らかに変わってきたのを感じます。

 

覚える科目は,コツコツと覚える練習をした後で,必ずミニテストを行うように伝えています。宿題ノートを見る限り,何度もテストを行い赤の丸がたくさんつくようになりました。何回書けばいいという勉強ではだめだよと1年間言い続けてきた成果ですね。間違えているときは大体練習段階で間違えたまま練習をして覚えてきていることが多いです。

 

算数に関しては,宿題を1回だけやって「できた」とするのではなく,2回でも3回でも解くことによって定着させています。最近100点が続けて取れるようになったお子さんは,毎回2回目を解いてくるようになりました。それでも計算ミスがあるのが算数ですね。

 

これらができて100点が取れ始めると,自分自身がやった勉強が正しいものと感じるようになり,継続してやってくれるようになります。いわゆる「自信がつく」ですね。これをできるようになるとグッと成長していきます。ようやく正しい勉強を身につけてくれたことになります。

 

「1回やったからもういい」ではなく,何度もここでも書いていますが,「できるまでやった」という勉強がいちばん大切です。簡単にできるように思えるかもしれませんが,子ども達からすると「○○がしたい」「勉強はおもしろくない」という考え方を変えることはなかなかハードルが高いです。それが今年の小5全員に浸透するまで1年間かかったということです。

 

「できるまでやる宿題」を子どもたちに理解させて,実際にやるように持っていくことはなかなか難しいですが,確認テストでできた成功体験を積み重ねていくことでハードルをクリアさせていくしかありません。

 

幸風館はこういったことに時間をかけて成長を見守っていく塾であることを伝えたくて今回記事にしました。

 

あまり内容のない文章でした。

今日はここまで。

 

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