信長の野望　天道　佐竹家の野望　1552

1552年1月
江戸忠通: 申し上げます。前方に里見勢5000が現れましてございます。
佐竹義昭: 5000か。昨夏の損害から回復出来ておらぬようだの。我が勢は40000近い兵数じゃ。足軽戦法などかまうものか。力押しせよ！一気に踏み潰せ！
江戸忠通: ははっ！; 安房上総：佐竹勢39000、里見勢5000を破る。; 南越後：武田勢春日山城攻略。; 飛騨：斉藤勢桜洞城攻略。三木家滅亡。; 伊賀大和：鈴木勢筒井城攻略。筒井家滅亡。
1552年2月
江戸忠通: 申し上げます。久留里城囲みましてございます。
佐竹義昭: 久留里城の守りは固い。耐久が20000ある。これを破るには骨が折れるの。立てこもる里見勢は6000。囲む我が勢は25000か。ここは包囲して里見が音を上げるのを待つとしよう。兵糧もなんとかなりそうじゃの。; 南羽前：長尾勢31000岩代（相馬家）侵攻。; 日向：伊東勢16000豊後（大友家）侵攻。
1552年3月
江戸忠通: 申し上げます。久留里城が降伏してまいりました。安房上総平定に成功しました！
佐竹義昭: よくやった。ようやく里見を平らげることができたか。里見はしぶとかったの。里見家の者たちには使者を出し我が幕下に加えよ。
江戸忠通: かしこまりました。気になることがひとつ。
佐竹義昭: 武蔵の今川のことか？
江戸忠通: はい。我が勢が古河御所を進発した昨年末の時点では武蔵岩付城には40000の今川勢がおりましたが、最新の情報によれば現時点で50000を越えているそうでございます。わがほうの下総古河御所には30000ほど籠もらせておりますが、主力は久留里城に在しております。今川の侵攻がありましたならば苦戦はまぬがれませぬ。
佐竹義昭: ある程度久留里の負傷兵が復帰したならば久留里の主力を古河御所に戻すが良い。主力の移動には兵糧も問題じゃな。兵糧、兵糧、兵糧か。頭が痛いの。里見旧臣へ使いを出すのと並行して安房上総の町並開発も急がせよ。古河御所より手透きな者を久留里へまわせ。兵糧増産関係の町並開発を優先せよ。
江戸忠通: 承知いたしました。; 安房上総：佐竹勢久留里城攻略。里見家滅亡。; 岩代：長尾勢黒川城攻囲。; 出雲石見：尼子勢13000周防長門（大内家）侵攻。; 大隈：肝付勢15000日向（伊東家）侵攻。
1552年4月: 豊後：伊東勢撤退開始。; 北肥前：龍造寺勢15000筑後（大友家）侵攻。
1552年5月: 尾張：織田勢12000三河（今川家）侵攻。; 南肥前：有馬勢11000北肥前（龍造寺家）侵攻。
1552年6月: 下野：宇都宮勢12000上野（武田家）侵攻。; 筑後：龍造寺勢柳川城攻囲。; 岩代：長尾勢黒川城攻略。
1552年7月: 上野：宇都宮勢撤退開始。; 三河：織田勢撤退開始。; 周防長門：尼子勢撤退開始。; 北肥前：有馬勢村中城攻囲。; 筑後：龍造寺勢撤退開始。
1552年8月: 薩摩：島津勢23000大隈（肝付家）侵攻。; 日向：肝付勢撤退開始。; 下野：宇都宮家、武田家に降伏。宇都宮家滅亡。
水谷正村: 申し上げます！ただいま下野からの報告が！
佐竹義昭: 下野？宇都宮がなにか？
水谷正村: 宇都宮が武田家に降伏いたしました！
佐竹義昭: なんだと？どういうことか？
水谷正村: 6月の上野遠征が失敗したのち、頻繁に武田の調略を受けていたようであります。その結果武田に降伏することになった模様です。
佐竹義昭: 武田め！着実に関東に進出してきよるの。それにしても宇都宮が降伏するとはな。これは見過ごせぬ。宇都宮の仇をとる！下野を関東衆の手に取り戻すのだ！戦の準備をいたせ！武蔵の今川は60000近くの兵を集めておる。武蔵にも注意しておくようにな。
水谷正村: 久留里からの主力の移動はいまだ完了してはおりませぬ。兵糧も潤沢とはいえませぬ。今しばらくお待ちいただけませぬか。
佐竹義昭: 左様か。確かに腹が減っては戦はできぬの。だが、下野は譲れぬ。9月になれば宇都宮に武田勢が進駐してこよう。その側背を突く。そのように準備せよ。
水谷正村: かしこまりました。; 南肥後：相良勢13000薩摩（島津家）侵攻。; 大隈：島津勢撤退開始。
1552年9月
水谷正村: 下野征伐の準備ですが、兵糧の備蓄がこころもとないですが、とりあえず25000ほどの兵数を出すことができます。
佐竹義昭: 下野の情勢はどうなっておるか？
水谷正村: 宇都宮には旧宇都宮の兵が約6000。武田の後詰は今のところ確認されておりませぬ。
佐竹義昭: 武田の後詰が来る前に宇都宮を落とす。下野征伐軍は27000。古河御所には30000を残す。もし武田の後詰が来れば古河御所から撃って出て、下野と下総の国境で武田勢を妨害、できれば打ち破る。武田が動かなければそのまま武蔵の今川対策として古河御所に残す。
水谷正村: 武蔵の今川は60000を越えております。今川が下総に動いた場合はいかがしましょう？
佐竹義昭: その場合はやむを得ぬが下野に向かった軍を戻さねばなるまい。久留里から部隊をまわせればよいのだが、部隊の移動には兵糧の問題があるのう。兵糧の備蓄の様子をみながら久留里からも部隊を回しておけ。
水谷正村: かしこまりました。; 下総：佐竹勢26000下野（武田家）侵攻。
佐竹義廉: 殿。相馬家より同盟の使者が参りました。
佐竹義昭: ほう？同盟の誘いか。義廉、そなたどう思う？
佐竹義廉: それがし愚考いたしますに、東の相馬と同盟が結ぶことが出来れば我が佐竹は北の下野、東の武蔵に注力することができますな。しかし相馬は長尾家に圧迫されております。相馬が長尾家に攻められ援軍を求められた場合、面倒ではございますな。
佐竹義昭: 確かにの。今川、武田と対峙している今、長尾の相手をするのは辛い。藪をつつかねば蛇もでてこぬ。ここは申し訳ないが断ることにしよう。
佐竹義廉: 相馬の使者にはそうお伝えいたしましょう。; 讃岐：十河勢27000北伊予（西園寺家）侵攻。; 北肥前：有馬勢撤退開始。; 薩摩：相良勢撤退開始。
1552年10月: 下野：佐竹勢宇都宮城攻囲。
正木時茂: 申し上げます。上野より武田の後詰として秋山信友勢約4000、芳賀高継勢約3000いずれも騎馬隊ですが下野に向かっております。
佐竹義昭: 来たか。古河御所に残っておる兵はいかほどだったか？
正木時茂: 古河御所には可動兵力47000が在しております。武蔵の今川の兵力60000弱を考慮いたせば武田の後詰に当たらせる兵力として15000ほどかと思われます。
佐竹義昭: 結城政勝に命じて15000を率いて武田の下野の後詰を妨害、打ち破るようにと伝えよ。
正木時茂: はっ。武田の後詰はいずれも騎馬隊とのこと。結城勢の妨害をすり抜けて宇都宮に侵入することも充分考えられます。その場合は、殿率いる宇都宮攻囲軍と挟撃も出来ましょう。
佐竹義昭: うむ。だが油断はするな。
1552年11月
正木時茂: 申し上げます。上野より武田の後詰の第二陣として武田信繁2200、小幡虎盛4500が下野に向けて進発したとの事。
佐竹義昭: そうか。たいした数ではないが、古河御所を出た結城政勝はいかがしておる？
正木時茂: 武田勢は合流を終えて数は12000、その武田勢を追跡すべく結城政勝殿の15000が我が主力が攻囲中の宇都宮に急行中です。主力と結城勢とで武田の後詰を挟み撃ちにできます。
佐竹義昭: 宇都宮城もまもなく落ちるであろう。武田の関東進出を許すでないぞ！関東衆の意地を見せよ！; 岩代：長尾勢28000磐城（相馬家）侵攻。
正木時茂: 宇都宮城攻略に成功いたしました！
佐竹義昭: よし、宇都宮城に入城後、追撃部隊を編成せよ。武田の残党を覆滅する！
正木時茂: かしこまりました！; 下野：佐竹勢宇都宮城攻略。
1552年12月: 陸中：斯波勢21000北陸前（大崎家）侵攻。; 備前備中：浦上勢10000讃岐（十河家）侵攻。; 筑後：大友勢15000筑前（大内家）侵攻。