前々回の「鴨川デルタ」のブログで
聖地巡りの際、紹介した小説です
夜は短し歩けよ乙女
学生時代、何の利害関係もない
毎日が優しい喜劇のような日々
なんであんなに楽しかったのだろう
そんな日々を彷彿させてくれる作品
また無性に読みたくなりました
今回で3度目です💦(笑)
第20回山本周五郎賞
2007年本屋大賞2位
その後、アニメ化や舞台化もされた
森見登美彦さんの人気作品
舞台はある京都の某国立大学
きっと京都大学です
※京都大学
第1章に出てくる『月面歩行』の
モデルとなった『BARmoonwalk』
(四条木屋町店)では
小説に出てくる『偽電気ブラン』が
実際に頂くことが出来るそうです
※BARmoonwalk
サークルで出会った黒髪の乙女に
恋する「先輩」が考えた作戦は
『ナカメ作戦』
ナるべく カの女の メに留まる作戦
乙女の居場所を考え京を奔走する先輩
乙女は哲学の道だと聞けば哲学の道
彼女に再び出会えますようにと
願掛けをした吉田神社
彼女と再び出会えるその日まで
二度とパンツを脱がないと願掛け
そして先輩はパンツ総番長となる💦
力の入れどころを間違っている(笑)
志は美しいが目的地から
真逆の方向に全力疾走する先輩
彼女が古本市に行くと言えば
糺の森(ただすのもり)を抜け
「下鴨納涼古本まつり」に赴く
彼女が欲する本を探し奔走する
そんな先輩の気持ちを知る由もなく
乙女はいつもマイペース💦天然
古本まつりの舞台となった下賀茂神社
因みに※京都三大古本まつりとは
春の古書大即売会(みやこめっせ)
夏の下鴨納涼古本まつり
秋の古本まつり(知恩寺)
※ 知恩寺の秋の古本まつり
乙女を追いかける先輩の身に
次々に降りかかってくる事件
乙女になかなか近づくことが出来ない
先輩の気持ちを知る由もない乙女だが
少しづつ先輩に思いを寄せていく
先輩と乙女を囲むように
登場してくる人々はどこか憎めない
優しく可愛い人々ばかりです
積極的なんだか、消極的なんだか
よく分からない先輩をみていると
学生時代の自分がダブってきます(笑)
結局、最後まで名前さえ出てこない
「黒髪の乙女」と「先輩」の
男と女の淡い淡い恋物語
最後のシーンは
京大生御用達の進々堂です
進々堂のブランチセット1000円
そして、今まさに淡い恋が
始まろうとする💛
3度目の読書でしたが
やっぱり面白くまた読む日が
来るような予感がします
今日は自分勝手な思いだけを
ダラダラ書いてしまいました
長々お付き合い頂き
ありがとうございました
今日は午後から『読書』教養講座の
聴講に母校に行ってきます
同講座は2?3?年振りかな
今回の小説家は桜木紫乃さん
桜木紫乃さんの作品は
直木賞受賞作の「ホテルローヤル」
一冊しか読んだことがないですが
どんな話が聴けるのか楽しみです
ただ大阪では最高気温が11度
冬の装いで行ってきます
皆様も温かくして風邪には
十分注意してお過ごしください