不要不急の趣味だけど | sgtのブログ

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歌うことが好きです。コロナ禍で一度はしぼみかけた合唱への熱が''22年〜むしろ強まっています。クラシック音楽を遅まきながら学び始める一方、嵐の曲はいまも大好きです。


地元の女声合唱団が
6回目の定期演奏会をしたのは昨年の5月。
まさかそれから1年と経たないうちに、
合唱団をまるごと閉じるなんて、しかも
その理由が「感染症の流行」だなんて。
全く、何が起こるかわからないものです。



今年も、9月に演奏会をするつもりで
会場も予約していましたが、
キャンセルせざるを得なくなりました。
「コロナウィルスへの不安から練習を続けるのが難しくなり、残念ながら合唱団を解散することになりました」
とキャンセルの理由を告げても、
ホールの担当者さんに驚かれることはありませんでした。
今はそういう時なのだと改めて実感しました。



9月の演奏会で歌う予定だった曲は
もう音取りはすべて終わっていました。
これからいよいよみんなの歌声を
ひとつの「合唱」に仕上げていく、
最も面白いところが始まるはずでした。
こんな形で断念しなければならないのは、
もったいないし、悔しいし、
ただただ残念で仕方ありません。が、



私たち(元)合唱団員は、
素人のおばちゃんたちなりに真剣に考え、
メールとLINEで何度も意見を交換しました。



「合唱はあくまで趣味。感染の危険を冒してまでやるつもりはない」
「合唱と、この団の仲間が大好きだからこそ、この団が感染源になってはいけない」
思いの方向や強さは人それぞれ微妙に違ったかもしれませんが、
ともかくみんなが納得できる答えを探して、
その結果が「解散」となりました。



当初5月6日までとされた緊急事態宣言。
それが5月末まで一旦延長されたものの、
多くの地域は昨日から解除になり、
そして今後の状況によっては首都圏までも
早ければ来週にも一部解除スタート、
なんて話も聞こえてきます。



経済活動を止め続けることは
ある意味感染よりも社会へのダメージが大きくなる恐れがある、だから
たとえウィルスの封じ込めが不完全でも
感染拡大がある程度落ち着いたタイミングで
段階的に経済を動かし始めて
感染対策と経済活動を同時並行に進める。
「ウィズコロナ」という考え方ですね。



だけど、そんな流れの中でも
合唱の未来はかなり厳しいと感じます。
「三密」が必須になってしまうのが合唱。
インフルエンザのように、ワクチンや特効薬が作られて、
それが世の中に普通に流通するようにならなければ、
みんなで一つの曲を歌うというたのしみは
なかなか取り戻せないのではないかしら。



合唱、ましてアマチュアのママさんコーラスなんて、
なくたって誰も困ることない、
不要不急の筆頭みたいな趣味です。
でも「なくても大丈夫だけど、あったら嬉しい」コトを制限される生活って
なんて味気ない…と痛感しています。



延々と重たい話すみません(´・ω・`)



…あら、ブログを投稿しようとしたら
画面右上の「投稿」の文字が
「次へ」に変わってる?
いや、もともと「次へ」だったっけ?
抜き打ちで脳トレを出題された気持ちσ(^_^;)