最後の授業 | sgtのブログ

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歌うことが好きです。コロナ禍で一度はしぼみかけた合唱への熱が''22年〜むしろ強まっています。クラシック音楽を遅まきながら学び始める一方、嵐の曲はいまも大好きです。


さっき三女が帰宅。


靴を脱ぎながらぽつりと、
「授業、終わっちゃった…」
と言いました。


明日は彼女の学校の終業日。
大掃除と集会だけで下校となります。
そして年明けからは、
高3の生徒は週に一度の登校日以外は登校の義務がなくなり、
授業も入試直前の補習のみになるので、
「クラスのみんなが自分の席で」授業を受けるのは今日が最後なのです。


体操服着て体育、も今日が最後。
そんな体育の授業終わりに、
三女がたまたま大好きなT先生とすれ違ったそうです。


T先生は生徒たちに公平に接し、
頼もしいお姉さんのように慕われているのですが、
お若いながら礼儀には厳しいそうで、
せんせ〜〜!!なんて手を振っても絶対に応じない。
きちんと立ち止まってこんにちは、と礼をしたときにのみ
こんにちは、と答えてくださる。
三女いわく、その徹底した塩対応ぶりがイイんだそうです。


あ、T先生だ、と気づいた三女は、ダメ元とは知りつつ
先生〜〜♡と、ハイタッチを求める仕草で近寄っていくと、


初めてT先生が、
片手をポン、と合わせてくださった。


三女は、突然のことに驚き、
思わず涙が出てしまったそうです。


「最後の最後にこんなツンデレって、
反則だよ!イケメンかよっ!!」
と、おやつを食べながら、
まるで文句を言うように喜ぶ三女。


残り少ない学校生活でまたひとつ、
素敵な思い出をもらえたねぇ、と
T先生に感謝なのでした。