みてるよみてる+追記 | sgtのブログ

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歌うことが好きです。コロナ禍で一度はしぼみかけた合唱への熱が''22年〜むしろ強まっています。クラシック音楽を遅まきながら学び始める一方、嵐の曲はいまも大好きです。


この↑タイトルの絵本が、子どものころ好きでした。


作者はマンロー・リーフさん、という方。


子どもがやりがちないたずらや、お行儀の悪いだらしない行動を、
ひと見開きに一例ずつ、面白おかしく誇張した絵で示して、
「さぁきみはこれをどう思う?」
と投げかける、というシンプルな内容の絵本でした。


要するに道徳の本なのですが、
こんなことしちゃダメだ、とは言わずに
こんなことする子ってどう思う?
そしてきみはどう?
と尋ねっぱなしにされて、
かえってどきりとしたものです。


ページが進むにつれて「悪事」の内容がエスカレートしてゆき、
とても笑えない危険な行為も登場するのですが、
点と丸と棒といった単純な線と、赤と黒の2色のみで描かれた人物の絵は
コミカルながらちょっと不気味で強烈なインパクトがあり、
最後まで引き込まれてしまうのでした。


この絵本で読者に問いかける役割を果たしていたのが、
「ものみどり」
という小鳥です。

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(拾い画像ですが…再会できて感激)


ものみどりはすべての例に2羽ずつ登場して、
1羽は絵本の中で悪いことしてる子を、
そしてもう1羽は読者の子どもを見ている、という構成になっています。


そしてこの画像のように、読者をまっすぐ見つめてくるものみどりの下には必ず
「ものみどりがあなたをみてる」
という一言があるのです。


ものみどりは私にとって、
ずんぐりとした丸っこい鳥が好きになる原点であったように思いますし、
同時に怖いお目付役でもありました。














昨日、ある人のブログで
「あなたは自分のブログに書いた言葉に責任を持てる?」
という内容の文章を読み、
ハッとさせられました。


私は、お恥ずかしい話ですが、
記事投稿後1~2日は言葉を換えることがしょっちゅうあります。
ずーっと経ってからいじることも、たまに…


投稿前にしっかり確認すればいいのに、
なぜか自分の文章を手元で可愛がっている間は思いつかず、
いちど世の中に出して初めて、
もっと違う言い方があった!と気づくのです。


それが一旦発言したことと違う内容になる場合は、
さすがに「追記」として訂正しますが、
誰かに指摘を受けたわけでもない、ただの表現上の変更の場合は、
黙ってしれっとやっちゃってます。


いくらか後ろめたさを感じながら、
でも自分のブログだし、内容に変わりはないからいいよね、
なんて誰にともなく弁解しながら。


でも、自慢できたことじゃないのは確かです。


私が上書きして「なかったこと」にした言葉が、もしすでに誰かを不快にさせていたら、
それを軽々しく変更することは、その責任から逃れているということでもある。


よくしたもので、今日の朝には
「私は自分の発言を変えるときはちゃんとお詫びして訂正します」
という別のブロガーさんの記事をたまたま目にしまして、
さらに戒められた気がしました。


両ブロガーさんが私なんぞのブログを読んで叱ってくださっている、
というわけではよもやあるまいと思いますが、
この、自分にとって耳の痛い言葉に
連続したタイミングで出会ったということが、
何かのめぐり合わせのように感じました。


この二つの記事は私にとっての
ものみどりなのかもしれません。


「個人の自由な発言の場とはいえ、
公に言葉を発することの重みをちゃんと考えてる?」
と、まっすぐな目で問われて、
いいトシして固まってる自分…


精進しますm(._.)m









追記:11月13日深更

投稿後9時間弱が過ぎますが、
いくつか訂正したいと思ったところの表現を変更しました。

こうしてわざわざ申告するのは潔いことかしら、結局ただの自己満かも…?

内容には変わりがないので、
かえって煩わしいことにしている気がしなくもないですが、
今日の記事の内容にはこうするのがふさわしいのかなと思いました。

ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございます。