こちらの記事の続きです。
前回の記事では、
東北学院高校について
非常に失礼な言い方をしてしまいました。
申し訳ありません。
ただ、私の予想は見事に外れました。
昨年度の共学化に伴い、
東北学院高校の人気は
爆上がりしたのです。
東北学院高校は
思い切った共学化によって生き残りを図り、
それが見事に成功したわけです。
「共学化」は、典型的な
私立高校生き残り戦略の一つですが、
方法はそれだけではありません。
例えば、「特進コースの設置」などもそうです。
ただ、「特進コース」は
進学に特化したコースですので、
合格実績が伴わなければ
ほとんど評価されません。
そして進学実績を上げるためには、
まずは優秀な生徒を集める必要があります。
その点で比較的うまくいっているのが、
東北学院、ウルスラ、仙台育英あたりでしょう。
尚絅もまずまずと言えるかもしれません。
それ以外の高校の「特進」は、
国公立大学に数人から十数人程度
合格するぐらいで、
東北大学以上の大学になると、
1~2名入れるかどうかという程度です。
明らかにインパクトが足りないのです。
そうなると、そういった高校は、
別の手段を取ることになります。
次回に続く