宮城県の今年度の私立大学の定員充足率は次の通りです。
まず、一般的に私立大学は定員よりも入学者が
少し多くなるように合格者を出すのが普通です。
ですから、充足率が100%を下回っている大学は、
出願者が思うように集まらなくなっている
可能性が高いと言えます。
ただし、充足率は高ければ高いほど
良いというわけでもありません。
特に理系の大学は、実験・研究の設備の関係で、
入学させることができる人数に限りがあります。
東北医科薬科大などは意図的に
定員を大幅に上回らないようにしていると
考えてよいでしょう。
また、学科によって充足率に
大きな差がある大学もあります。
例えば東北医科薬科大の充足率は、
医学部が100%(ここは毎年定員ちょうどになるようにしています)、
薬剤師を目指す6年制の薬学科が110.3%なのに対し、
4年制の生命薬科学科は72.5%に
なっています。
それにしても東北学院大は
規模において他大学を圧倒していますね。
今年の県内の私立大学の1年生のうち
東北学院大学の学生の割合は
65%以上ですから。