こちらの記事の続きです。
https://ameblo.jp/kodosemi/entry-12304881843.html
恐らく中には、
「どっちの指導でもあまり変わらないんじゃないの?」
と思われた方もいらっしゃると思います。
確かに定期試験でよく出題される
「個数と代金の問題」とか、「速さの問題」を解くのであれば、
そう大きな違いはありません。
何度も反復練習さえすれば、
どちらのパターンの指導を受けた場合でも
最終的には解けるようになります。
ただ前者の指導法は、
「個数と代金の問題の解き方」や、
「速さの問題の解き方」です。
同じパターンの問題であれば解けますが、
ちょっと違うパターンになると
とたんに手も足も出なくなってしまいます。
それに対して後者の解き方は、
「方程式・連立方程式の文章題の一般的な解き方」であって、
解き方をマスターすれば
様々な問題に対応できるようになります。
この差は非常に大きいと思うのです。
こういう指導、考え方の積み重ねが、
いわゆる「応用力」のあるなしに
かかわってくるのです。
そういう点から考えると、
数学における指導者の違いは想像以上に大きいです。
実は図形の総合問題の解説などでは、
方程式・連立方程式以上に講師の差が大きくなります。
その辺の話はまたあとで書かせていただきます。