こどもとの会話 | こどもと二人三脚

こどもと二人三脚

こどもと会話をしましょう。
こどもの声を聞いてあげましょう。
こどもの心の声を聞いてあげましょう。
これ以上未来ある命を無駄にしない為に。

幼稚園(または保育園)に入ると、子供は親元を離れて生活をします。
親と離れている時間、子供がなにをしているのかとっても気になりますね。

私は、娘が幼稚園に入園してから心がけていた事があります。
それは『会話』。

最初は私から聞いていました。
「おかえりなさい。今日は楽しかった?」
「今日は幼稚園でなにをしてきたの?」
「お弁当はおいしかった?」など。
そう問いかけると、娘は嬉しそうに幼稚園での出来事を話してくれました。

そうしているうちに、娘は私が聞かなくても自分から話してくれるようになりました。
家に帰ってくるなり
「あのね、今日幼稚園でね、〇〇ちゃんと遊んだんだよ」
「お母さん!お弁当おいしかった!」
「今日ね、〇〇くんとケンカしたの」など。

娘が自分から幼稚園での出来事を話してくれるようになってから、
私は会話を心がけるようにしました。
娘の言葉で会話を終わらせない。
「あのね、今日幼稚園でね、〇〇ちゃんと遊んだんだよ」
「そう!よかったね!なにして遊んだの?」
「うん、すべりだい」
「そっかー、お母さんも遊びたかったなぁ」
「じゃあ今度一緒にすべりだいやろうよ!」
「そうだね。今度やろうね」


子供はお話が大好きです。
特におとうさんやおかあさんにお話するのが大好きです。
でも大人は、子供の話を聞くのって面倒に思うこともあります。
そこをグッと我慢して、少しの時間子供の話を聞いてあげることは、すごく大切だと思います。
家事をしながらとか、テレビを見ながらではなくて、
子供とちゃんと向き合って、しっかりと会話をする。
それが後々、子供が大きくなるにつれて良い効果として現れてくるハズです。


私の娘達は、今でも帰宅すると今日の出来事を私に話してくれます。
楽しかったことや嬉しかったこと。
悔しい思いをしたことや、悲しかったことも。
そして悩みなんかも話してくれます。

親と会話ができる、親に相談ができる、という環境。
それは、子供が親元を離れて生活するようになる頃の会話が重要のような気がします。

私の娘は、二人とも「いじめ」に合った経験があります。
このお話も後に書いていきますが、その時に娘が私に毎日の出来事を話してくれていたから、親である私は学校や周囲の親と相談したり対策を考えたりして、「いじめ」を乗り越えることができたのだと思っています。

親と子供の会話。
毎日少しの時間でいいのです。
お互いがしっかり向き合って話す環境作りは、子供を親元から離すときから始まっているのです。

子供にとって、1番身近な大人。
それは、親なのです。
子供のヘルプを見逃さない為にも、まず会話を大切にしたいものです。