心配の裏側にあったもの | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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【娘に自分を重ねて見ていた】


あらためまして、こんにちは。

インストラクター田中由紀子です。



高校入学後に「バドミントン部」へ入部した娘。

「バドミントン部」と「ダンス部」で迷いに迷って決めた部活でした。


ある日、野球部の応援で「ダンス部」が踊っている姿を見て

「やっぱり、ダンスにしておけばよかったかなーーー」

と話し始めました。


そんな姿を見て、つい私の口から出たのは

「『後悔しないように』って言ったじゃん。

 本当はダンス部入りたかったんでしょ?」

という言葉でした。


話を聞きながら、心の中ではモヤモヤ。

むすめを 何とかしたくなる気持ちが、ムクムク沸いてくるのを感じていました。




・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o

 どうにかしたいという気持ち

・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o



でも、

「ママは黙っててよ!

 ママは何にも分かってない!!」


そう娘から言われて、

 ああ・・・やっちまった。

という思いでいっぱいになりました。



何か話そうとすればするほど 深みにはまりそうだな、と思い、

「ごめんね。ちゃんと聞かなくて。」

とだけ伝えて、娘の話を聞くことに専念しました。



 自分が思っていたジャンルのダンスではなかったこと。

 ずっとやってみたかったバドミントンが、自分には合っていると思ったこと。

 甲子園の応援だけ行きたいなーーーっていう、ミーハー心(笑)


いろいろ話してくれました。



・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o

私のように後悔してほしくない

・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o



娘の話を聞きながら、私は過去の後悔を思い出していました。


高校の頃、身体を動かすことが好きだったのに、文化部に入部しました。

先輩後輩のわずらわしさが嫌で、なんかラクそうだなぁーってだけで 決めてしまったんです。


 ああ、そうか。

 その時の自分と今の娘を重ねて、不安になったんだなぁ。

 私のように後悔してほしくないって。


あのときの思いが どこかで不完全燃焼していたから、娘に期待したり不安になったりしたんだ、

とわかりました。



その時の気持ちを ずっと置き去りにしてきてしまったから

 私の代わりに叶えてよ!

ってそれは無理があるわぁ。

と、自分の気持ちに気付きました。



娘は娘で、自分で考えて決めて進んでいる。

うん。大丈夫。

そう思えました。



そして、置き去りにしてきた自分の気持ちにも

「ごめんね」

と伝えしばらく寄り添い、スーーーっと気持ちが落ち着いてくるのが 分かりました。


ついつい、思ったことが口から出てしまうことが多い私。

その度に、色んなことに気付かせてもらっています。

まずは一呼吸置くことだなぁ、と感じた日でした。




最後までお読みいただき、ありがとうございました。





子どものこころのコーチング協会

インストラクター田中由紀子

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