【ボクなんて】
こんにちは。
インストラクターの服部まいです。
思春期まっただなか長男(中2)
発達グレーゾーン次男(小6)
登園しぶり三男(年長)
3人のボーイズの子育てをしています。
子育ての困りごとは子どもによって、年齢によっても違いますね。
私は長男に「ボクなんて」と言わせてしまうママでした。
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ボクなんて・・・の種を蒔く
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長男は年長さん頃から、外食で出されるお水に
「これはボクの(飲んでいた)コップ?」
と聞いてくるようになりました。
「そうだよ」
と答えると安心して、おしゃべりを始めます。
そして、1分もたたないうちに
「これ、ボクの?」
と聞いてきます。
目の前にあるのに、何度も同じことを繰り返す長男にイライラしてしまいます。
なにかと、不安が長男につきまとっていたようです。
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小4の運動会
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100m走で1位を走っていた長男。
ゴール目前でいきなり立ち止まってしまいました。
そして、2人に抜かれ、3位に。
どうしたの?って後から聞くと
「僕が1位じゃおかしい。
そんなわけないって思って。」
って。
それを聞いてあなたらしいわねぇ~”と思っていたのです。
でも、こんなんで大丈夫?
”なにごとにも自信がない”
”なにごとにもやる気がない”
そんな長男は、私にとって不安の塊でした。
いつも「ぼくなんかじゃ」「ぼくなんて」と言って手を抜いているように見え、イライラしました。
まるで、「だからがんばらなくていい」と言っているかのように聞こえました。
長男が不安でどうしたらいいのかわからず、困っていても
「先生の話を、ちゃんと聞いてないからでしょ!」
と責めて突き放していました。
その度に、君にはがっかりだ!”という姿を長男に見せつけてきました。
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息子の不安な声を無視してきたけれど
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長男が5年生のとき、子どものこころのコーチング講座に出会い、
「子どもの話を聞く」ことを始めました。
「どうせ長男には何も通じない」と諦めていたのですが、6年生になる頃は「ボクなんて」と言わなくなりました。
何度も同じことを繰り返して聞くことも少なくなりました。
いま思えば、長男の
不安だよ~
という声をずっと無視してきたんですよね。
それと同時に、
同じことを何度も聞くなんて、何か障がいではないのか?
と不安になっている自分のこころの声も無視をしていたんです。
認めてしまうと不安でいっぱいになりますもんね。
長男の不安の声を聞くのが怖かったんだと思います。
子どもの不安な気持ちを受け止め、
「子どもの話を聞く」
「子どもに話を訊く」
それだけで良かったんですね。
子育てコーチング協会