子どものぐずりに効くひとこと | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)のブログです。
子育てに役立つ情報をお届けしています。

こんにちは。

インストラクターの桜あきよです。


個性の強い3人の息子を子育て中です。

幼稚園に通う、年中の発達障害グレーゾーンの双子の三男のお話です。



・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o

ルーティンが好きな息子

・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o


発達障害グレーゾーンの三男。

普段はとても穏やか性格なのですが、人とは違ったこだわりポイントを持っています。

息子にとってのルーティンがあり、いつもの順番、いつもの習慣がとても安心できるのですよね。

イレギュラーなことが苦手なんです。



・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o

私と息子との思いのズレ

・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o



幼稚園かららってきたおやつを、それぞれのバッグから取り出そうとした時のこと。



三男が

「今日のおやつのクッキーがない」

と言うのです。



あれっ?おかしいな?と思った私は、一緒にバッグの中を探しました。

やはり見当たりません。

まだ4才だし、入れ忘れて帰ってきたのでしょう。


「ないみたいだから、おうちのクッキー食べようか?

 今、あげるね」

そう言って、三男を見ると…。


バッグから離れようとせず、どんどん顔の表情が曇ってきて、泣きべそをかいていました。

私は、代わりのクッキーをあげれば良いと思っていたのですが、三男の思いは違っていました。

「幼稚園からもらってきたクッキー」でなければ、いけなかったのです。



・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o

泣いている子どもの気持ちを代弁すること

・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o



協会で学んだことの1つが

《子どもの気持ちを代弁する》

ということ。



バッグから離れない三男のそばに行って、私は声をかけました。

「幼稚園のクッキーのおやつ、次男と一緒に食べたかったんだよね

「バックにクッキーが入ってなくて、悲しかったよね」

声をかけた瞬間、三男は私に抱きついて号泣しました。




自分自身の言葉で言えなかった、心の中にある気持ちを、私が《代弁》することで、

《自分のことを理解してくれた》という思いになったのだと思います。



気持ちを代弁するということは、子どもの思いを認めることにつながっています。

子どもは、時には言語化することが難しかったり、心の中の気持ちを上手く伝えられなかったりするのですよね。

これからも、そんな時には気持ちを代弁して子どもに寄り添ってあげられるようにと思います。



最後までお読みいただきありがとうございました。


子育てコーチング協会
インストラクター 桜あきよ