反抗期は訊くで上手くいく | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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こんにちは。

子どものこころのコーチング協会 インストラクターの岸さちこです。

 

 

反抗期の子ども達には指示するよりも、訊くこと(質問)の方が上手くいくんです。

我が家のお風呂事情についてお話しします。




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  お風呂の順番でもめてイライラ

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わが家には3人の子どもがいます。

幼かったころは一緒にお風呂に入っていましたが、小学校高学年から別々に入るようになりました。

習い事や宿題の量、見たいテレビがあったりして、お風呂に入るタイミングがバラバラ。

3人いるので、タイミングが重なると、喧嘩になっていました。




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  子どもに丸投げをしていた

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このころ、私がしていた声掛けは、

「お風呂に入りなさいよ」

という指示だけでした。

子どもが、自分たちで行動するのを待っていたんです。

お互い相談をし、順番を決めて上手くやって欲しかったから。


ところが、上手くいきません。

もめているのを見ては、私までイライラしていました。




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  1人1人の考えを訊いてみる

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そこで、声掛けを変えてみる事にしました。

お風呂の時間が近づいてきたら、

「この後はどんな予定があるの?」

「お風呂には何時頃に入る?」

と質問してみました。


すると、

「このテレビが終わったら。」

「あと10分経ったら入る。」

「一番最後に入る。」

と、お風呂にいつ入ろうと思っているのか、教えてくれました。


タイミングが重なっていたら、

「どうする?」

と相談したり、じゃんけんをしたり、喧嘩にならずにお風呂の順番が決められたのです。




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 考えていることは言わなきゃ分からない

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私が指示だけをしていた時は、お互いの考えていることが話せていなかったのですね。

毎日一緒に暮らしている家族でも、考えていることは言わなきゃ分かりません。


私は

「お風呂の順番は、お互いに相談してね。」

と具体的にしてほしいことを言っていなかった。


子ども達は、それぞれの考えを言っていなかった

「このテレビ見たい。」

「10分経ったら入る。」

「一番最後に入る。」


一番身近な家族だからかもしれませんが、意外と雑な会話をしていたのですね。




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 子どもの出来る事を見極める

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また私は、小学校高学年にもなれば、話し合いをして解決するものだと思っていました。

あえてお風呂に入る予定を一人ずつ聞く必要はない、と。


しかし、これは私だけが望んでいたことでした。

家に居る子どもたちは、リラックスしているので、自分の事しか考えていない(笑)

取りまとめるお手伝いは、まだ必要だったのですね。

子どもの成長に合わせて、柔軟に対応することが大切なんだなと思った出来事でした。



中高生になった今では、私がなにも言わなくても、子ども達だけで相談してお風呂に入ってくれるようになりました。

「どう思っているの?」

と訊くこと(質問)も話すこともどちらも大事ですね。



最後までお読みくださりありがとうございます。


子どものこころのコーチング協会インストラクター
岸 さちこ

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