子どものこころのコーチング協会インストラクターの ゆきの 直子です。
うちの長男はこの4月から、二年生になりました。
3月末から4月が来るのを指折り数えて待っていた長男。
「4月1日になれば、学童保育所に新一年生がくる」と楽しみにしていました。

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学童から帰った息子が
言った一言にモヤッとする
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4月1日、学童から帰ってきた息子は、トイレに入り、中から弾んだ声で、
「ママ、今日は一年生の子4人を連れて帰ってきてん。」
と言いました。
『えっ、新二年生一人に、初日から新一年生を4人預けるってどういうこと??』
と思いつつ、保育園に預けている次男を迎えに行きました。
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自分の頭の中に聞こえる声を拾う
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『仮に、長男の言ったことが事実だとしたら、安全面に不安がありすぎる。』
『事故が起こる前に手を打たないと、長男の責任にされてしまう。』
『学童保育所に連絡して、事実を確認しなければ。』

と焦りながら、車を走らせていいたのですが、ふっと、思い出しました。
長男が話していた口調の誇らしげだったのです。
長男が、トイレの中から話しかけるなんてほとんどないこと。
そんな状態でも早く話したいことだったとして、あの口調ということは、絶対嬉しいことだったのだ。
そんな風に思えて、今日のところは問題がなかったのだから、内容を確認した上で 学童に連絡しようと決めました。
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長男に質問する
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家に帰ると一番に長男に今日の出来事を聞きました。
新一年生が来たこと。4人を連れて帰ったこと。
長男の口から出る話は、先ほどと同じ。
そんな時には、質問をしてみよう。と思い
「帰り道、2年生は他にいなかったの?」
と尋ねると、もう一人仲良しの友達も一緒だったことが判明。
「一年生は、それぞれの家まで一人で帰ったの?」
と尋ねると、途中まで親が迎えに来ており、親も一緒に近くまで帰ってきたことがわかりました。
事実は、私の頭の中で起っていた事件と全くの別物だったのです。

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大事だと思うポイントは親子で違うものだな
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親の私にとって、学童保育所からの帰り道は安全に帰ってくることが、一番大事なこと。
長男にとっては、新しく学童へ入所した新一年生と一緒に帰ってきたということが、一番大事なこと。
長男は、一番大事で、一番伝えたかったことを私に伝えた。
内容が断片的ではあるけれど、間違っていたわけではない。
今回は、保育園のお迎えがあり、頭の中のモヤモヤを整理する時間があったから、長男の話をしっかり聞くことができました。
もし、クールダウンの時間がなかったら、長男を一方的に責めてしまうことになったかも…
と、少し怖く感じました。
子どもの発言に対してモヤモヤを感じた時には、その場で問い詰めるのではなく、
”時間を空けて自分自身の中を整理してから、質問をする”
というのが私には向いている方法だなと気付きました。
翌日、学童ノートに
『新入生と一緒に帰れて嬉しかったようです。』
と書いたところ
『長男くんは、しっかりしているから安心して任せられます。』
と指導員さんからメッセージが返ってきました。
家で、私に見せている顔とは違う、しっかりしている長男もいるんだな、
と彼の成長をうれしく感じることができました。

もし、私が怒りにまかせて 学童保育所に連絡していたら、このノートのやりとりもなかった、
と思うと、子どもの話を聞くという技術が身についていて本当によかったです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回の担当は、
神奈川県川崎市在住・森山 史香マスターインストラクターです。
最近、ファスティングをしたそうで、それをきっかけに、発酵食品にも関心が湧いたとのこと。
以前から、お洒落な食べ物の投稿が素敵な史香さん。
ますます史香さんの食の投稿から目が離せないと思っております。
子どものこころのコーチング協会
インストラクター ゆきの直子
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