ひとりでがんばろうとするから上手くいかない | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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【思い出すも苦い思い出】

こんにちは。

3人の子どものママで、インストラクターなりたての冨岡ようです。

これは、現在中2の息子が小学校低学年の頃のお話です。



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 息子の登校しぶり

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息子は、登校渋りがちょくちょくあります。

小学校低学年の頃から始まりました。




「お腹がいたい」

と言い出し、しばらくたつと普通にしているので

「治った?じゃあ、遅刻して行こうか?」

と言ってもグズグズして行きたがりません。


そんな日が数日続くと、私もイライラしてきて

「そんなに学校行きたくないなら、こんなのいらない!」

と言って教科書を破ってしまったり、それでも行かない息子をなんとか行かせようと

拉致さながらにランドセルと本人を車に投げ込み、学校まで連れて行ったこともありました。



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 学校に行かないのは私が悪いからだ

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そんな状態を主人に話すと

「学校には行かせて」

と言われ、休んだことを伝えると

「なんで休ませるの?」

と責められました。


担任の先生に相談をしても

「ではお母さん、とりあえず学校に連れてきてもらえませんか?」

と言われ…。


行きたがらないのにこれ以上どうやって!?と悩みました。

息子の登校渋りは 私に責任があるのだ、

私が悪いから 息子は学校に行けないのだ、

という気持ちを強くしていきました。



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 自分のココロの声をきいてわかったこと

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にっちもさっちもいかなくなり、

状況を改善できることは何かないだろうか?

と 藁にもすがる思いで学び始め、「聞く」ことにたどり着きました。


「聞く」って、他人の話を「聞く」だけではないんです。

子どものこころのコーチング協会では、「自分の心の声を聴く」ことも「聞く」。


自分で自分の気持ちを聞いてみたら

「子どものしつけは、私がしなければならない」

「人を頼ってはならない」

「役に立たない自分は必要ない」

と思っていることに気が付きました。


子どものしつけも上手くできない自分は役立たずだから、そんな自分を周りに知られるのが怖かったのです。

なので

「こんなに私は困っています」

と、周りに伝えることができていませんでした。

息子の登校渋りもひとりで抱え込んでいたので、誰にも親身になってもらえなかったのです。



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 自分の弱さを見せられるようになった結果

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それからできるだけ

「自分がどれだけ困っているか」

を周りに伝えるようにし、自分の手には負えないと思ったことは、助けを求めるようにしました。


息子が学校に行きたがらない時は、出勤後の主人に 電話をして話をしてもらいました。

学校の先生にも家での状況をお話しし、理解してもらおうとしました。


そんなわけで、今でも登校渋りのある息子ですが、主人から

「学校行かせて」

と言われることはなくなりましたし、学校の先生も親身になってくださいます。

イライラすることも減ったので、息子とバトルすることも少なくなり(たまにはありますが)、良好な関係でいられていると思います。



最後までお読み下さりありがとうございました。


子どものこころのコーチング協会 インストラクター
冨岡よう