おこづかい前借りさせる?させない? | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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こんにちは。

子育てコーチング協会 インストラクターの冨岡ようです。

これは、最近わが家で起こった おこづかいに関するやり取りです。



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 息子とゲーム

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登校渋りの傾向がある中3の息子は、ゲーム好き。

学校に行った日でも 行ってない日でも、友達とつながって オンラインゲームを楽しんでいます。

でも、息子は過敏性腸症候群で 腹痛を起こしやすい体質。


ゲームなどの刺激は、自律神経をおかしくさせてしまい、余計に腹痛を起こしやすくする

と 病院の先生からも言われています。


できれば控え気味にしてもらいたいのですが、それが友達とつながるツールになっているのも事実。

学校に行っていない時でも 友達とつながっていれば、行ったときに馴染みやすいかな、

とも思い、あまりうるさく注意することはしていません。



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 おこづかいは ほぼ課金

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そんな息子なので、毎月のおこづかいや たまに会う祖母からのおこづかい、お誕生日に

「好きなものを買ってね」

と言われていただいたお金やお年玉まで、ほぼゲームの課金に消えています。


私としては、本を買ったり、身の回りのものを買ったり…

もっと手元に残るようなものに お金を使ってもらいたい

と思うのですが、そういうものには 興味がない様子。


でもモノの価値は人それぞれ。


私は収納グッズなど 家で使うものが好きなので

「これは使えそう!」

と思うと ホイホイっと買ってしまうのですが、家族からは

「買いすぎ」

と言われてしまうことがあります。


それと同じ事なのかな、と思い

「自分のおこづかいの範囲ならいいか」

と大目に見ていました。



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 課金するお金がない

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つい先日、息子から

「おこづかいを前借りさせてほしい」

と言われました。

なんでも、ゲームのイベントがあり そのためにまた課金したいけれど、手元にお金が無くなってしまったそう。


いつも我慢してた

「課金ばかりしてもったいない!」

という気持ちが湧いてきて

「そんなことでおこづかい前借りさせられない。

 あんた、ちょっとルーズなんじゃないの?」

と言ってしまいました。


それに対して息子は

「お姉ちゃんにはいいって言うのに、どうして俺はダメなの?」

「おかしいじゃないか」

と反論してきました。



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 お金の使い道が違うだけ

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そう言われると 高校3年生の長女も、たまーにですが

「おこづかいの前借りをさせてほしい。」

と言ってきます。


その使い道は

「趣味のイベントに出かけるための軍資金がない」

とか

「友達とカラオケに行くお金がない」

などです。


私にとって、そのお金の使い道がわかりやすく

「そりゃなかったら困るよね」

と思える内容なので、気軽にお金を渡していました。


なので息子が

「お姉ちゃんはいいのに、なんで自分はダメなの?」

と言ってくる気持ちもわからなくはない。

お金の使い道が違うだけなのです。

そう言われるとそうだな、とも思えてきて おもわず財布のヒモを緩めそうになりました。


でも本音を言えばあまりゲームはしてほしくはない。

ゲームのための課金は 息子の健康にもよくない気がする。


うーん、、、。



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 私にルールがなかった

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でも実はこんなやりとり、今回だけではないのです。

「イベント中じゃないと意味がない」

「今がチャンスなんだ」

などと言って

課金のために、おこづかいの前借りを 要求してきたことが以前にもあるのです。


その時々で

「今はダメ」

と言ってみたり

「今回だけね」

と言って渡したりしていました。


そして

「今月分のおこづかい、渡したっけ?」

と、わからなくなってしまうこともしばしば。

考えてみると、私の態度に一貫性がなく、きちんとしたルールがなかったのです。


なので息子にしたら

「押したら意見が通る」

と思うでしょうし、断られると

「こないだは大丈夫だったのに」

「お姉ちゃんにはいいって言ってるのに」

と腹立だしく思うのでしょう。


ルールが決まっていれば、息子が前借りを要求してきても

「そういう約束だから」

と言えば済みます。


そうすれば息子も

「そういうものだ」

と思い、お金の管理ができるように なるのかもしれません。

そう思ったので、緩めた財布のヒモをまた締めて、前借りでおこづかいは渡さないことにしました。


息子は

「もう、何もかもにやる気がでない」

とブーブー言ってましたけど。


今後は、話を聞いて急を要すると判断した場合を除いて

「毎月決められた日に渡すようにしよう」

と心に決め、子どもたちにも伝えることにしました。


子どもにしっかりして欲しければ 、まず自分がしっかりしないとですね。


お読みいただいてありがとうございました。




子育てコーチング協会

インストラクター 冨岡よう

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