こんにちは。
3男2女ママで、インストラクターの内海まこです。
これはちょうど昨日、我が家で起きた出来事です。
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二十歳の自分宛に、手紙を書く。
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子どもたちが通う小学校では、6年生になると「二十歳の自分へ」という手紙を書きます。
それは、学校で保管され、成人の年に届くことになっています。
タイムカプセルみたいで、何だかワクワクしませんか?
とっても素敵な授業だなぁと思います^^
長男は、
「めんどくさ~。」
と言いながらも、いそいそと宛名を書いていました。
私がなかなか切手を用意しないので、
「ママ、切手は~?」
と、何度かせっつかれたくらいです。
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小6長男に起きた悲劇。
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1才4ヶ月になる末っ子が、皮ごとかじって汁が滴っていたみかん。
長男の手紙の上に置いてしまったっぽいのです。
ワクワクしながら書いた大切な手紙に みかん汁が染み込んで、汚れてしまったのは言うまでもなく・・・。
中の手紙と絵まで汁が染みてしまっていました。
長男は激怒!!!
悲しくて悔しくて、やり場のない怒りで、泣きそうになっていました。
「なんで手紙の上に みかんなんか置くの!バカじゃないの!
ぐしゃぐしゃにならないように取っておいたのに!
もう~、なんで!!!」
お怒りは、ごもっともです・・・。
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ただ、同じ空間にいる。
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子どもが怒っていると、つい
「落ち着いて」
と、なだめたくなってしまいませんか?
以前私は、子どもがいつまでも怒っているとイライラが伝染し、
「そんなこと言ったって、仕方ないじゃないの!」
と文句を言っていました。
「子どもが怒っているのに、何とかしてあげられない私はダメだ。」
と、責められているように感じていたのかもしれません。
「子どもの怒りを、何とかしてあげなければいけない。」
とも、思っていたのかもしれないなぁ…。
そもそも、怒りって「悪いもの」だと思っていたんですよね。
昨日は、怒っている長男に声をかけるでもなく、ただ同じ空間にいました。
何もしないで、普段通りのことをしながら。
言葉で伝えなくても、直接触れたりしなくても、
「怒ってもいいよ」
「そりゃムカつくよね」
「せっかく書いたのにね」
が伝わるかな、と思ってそうしました。
長男は、特定の「誰か」に怒っているのではなく、自分に起きた「事柄」に対して怒っているのだなぁ、
とも思いました。
まだ気持ちは収まらないながらも、
新しく用意した封筒に宛名を書き直し、汚れてしまった手紙を入れ、
黙って布団に潜り込んだ長男。
この日、久しぶりに長男の隣で眠りました。
最後までお読み下さりありがとうございました。
子どものこころのコーチング協会
インストラクター
内海まこ