こんにちは。
インストラクターの武田千晴です。
子どものこころのコーチング講座でも、
「コーチングはスパイスのようなもの。
生活の全てをコーチングにする必要はないのですよ。」
と、お伝えしているのですが、
これは、わたしが学び始めた頃の失敗談です。
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「今のママと話しても楽しくない!」
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わたしはコーチング講座と聞いて、
子どもとのコミュニケーションをよりよくして、
子どもが意欲的に取り組むような声がけや 関わりができたらいい
と思っていました。
そして、「聞くこと」を実践したら、娘がたくさん話してくれて、子どもの中に力があることも感じました。
なので、さらに、学んだとおりに 相づちして、おうむ返しして、引き出す質問をしました。
「どう思うの?」
「どうしたらいいと思うかな?」
「じゃぁ、こんな場合はどうだろう?」
そうしましたら、当時小5の娘がいいました。
「わたしにコーチングとかもうやめて!
今のママの話しても、全然楽しくない!!
前のママの方が、よかった!!!」
がーーーん。
「マ、ママはコーチングを学んで、娘ちゃんが話してくれるようになって、嬉しいと思っている…」
と、ロボットのように返事をするしかできませんでした。
そう、わたしはやってしまっていたのです。
コーチングを使って、娘をどうこうしようとしていたのです。
下心の部分はしっかり、子どもには見透かされてたようです。
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子どもが求めていたのは、こんなこと。
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子どもって、すごいと思いました。
「お母さんのこと大好き!」
って言うだけで、感じたこと、思ったこと、全部よこしてくるから、適当じゃすまされない。
そんな風に感じました。
でもどうしていいかわからなくて。
何か伝えなきゃって
何か教えなくては、
何か、子どもにとって、ためになる何かを…
思っていました。
でも、ただ娘は 一緒に遊んだり、歩いてるときの何気ないおしゃべりとか、
楽しいねっていいあったり、大げさに驚いて見せたり、私が楽しそうに笑ってるのが、
単に好きだったんだなって。
わかりました。
なんだ、そんなこと。
そんなことで、よかったんだ。
いいお母さん。とか、ちゃんと育てる、とか。
うまくできたり、やったりなんて、しなくても、よかったんだ。
わたしが、子ども達と一緒にいて
嬉しいとか、楽しいとか、しあわせに感じている
ということが、伝われば それで十分だったんだ、と思いました。
いつも大切なことは、子ども達が教えてくれるように思います。
今では、わたしも娘も自然に話をして、いろいろ言い合って、笑っていることができるのが
とても嬉しく楽しい時間になっています。
最後までお読み下さりありがとうございました。
子どものこころのコーチング協会
インストラクター武田千晴
https://ameblo.jp/chiimonkey/