ずっと理解できなかった夫の態度が理解できた日 | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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こんにちは。

子どものこころのコーチング協会インストラクターの森山ふみ香です。

今日は、子どもとの関わりではなく、夫との関わりで気づいたことをお伝えしたいと思います。



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 ありがたいなぁと感じた出来事

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先日、半年ぶりにリアルの場での講師の仕事をしました。

コロナでの自粛生活で、身体を動かすことが減り、体力は落ちる一方で体重は増加…。

というコンディションでの久しぶりの外出でした。



家に帰ると、疲れてもう何にもしたくない。

寝たら回復するだろうという予想とは裏腹に、翌日も疲れが抜けず、明らかに覇気がない私。

自分が思っている以上に、体力が落ちていたようです。




一日外で仕事をするって、こんなに体力を消耗するんだな。

疲れすぎて、笑うことのみならず、怒ることもしたくない。

「無」になりたい。

そんな感覚。



そんな私を見て、夫からは心配するような思いやりのある言葉はなかったけれど、

「なんでそんなに機嫌悪いんだよ!」

なんて、私を責めるようなことも言わず。

在宅勤務の合間に洗濯物を取り込んだり、娘の宿題を見たりと、気が付いた家事をやってくれていました。




ありがたいなぁと感じたその時。

これまで取っていた私の数々の行動や言動に、ハッとしたのです。



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 理解できなかった夫の態度

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コロナ前、夫が通勤していた時のことです。

夫は、元々、不愛想なタイプです。

仕事から帰ってくると、さらにムスっとして喋らないことが多く、私が話しかけても反応が悪い。

しかも、部屋が片付いてなかったり、洗濯物がたたんでなかったら

さらに不機嫌になることもあって、私にとってそれが憂鬱でした。



そんな態度の夫に、

「私も家で仕事してるんだけど!」

「仕事の合間に家事をしてる、こっちの気持ちにもなってよ!」

「片付けをお願いしているわけじゃないのに、夜寝るまでに終わらせるんだからいいじゃん!」

なんて思っていたんですね。



時には、

「なんで、そんなに不機嫌なの?」

「帰ってきて、そんなに不機嫌そうにされたら、みんな嫌な気持ちになるよ。」

なんて言ったことも、多々あります。



すると、夫は

「別に不機嫌じゃない!」

と怒り出し、余計もめるという始末…。



それでも、

「家でそんな態度の夫の方がよくない。」

と、ずっと思っていました。



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「知っている」と「できる」は違う

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今回、逆の立場を経験したことでわかりました。

夫は不機嫌なのではなく、外で一日仕事をしてきて本当に疲れている。

言葉を発したくない、無になりたいときもある。


そんなときに、

「なんで不機嫌なの?」

なんて言われたら、そりゃあイラっとするよね…。


と、初めて夫の気持ちが分かった気がしたのです。



初級講座を受けられた方はご存じの1日目のワークにありますよね。

仕事から帰ってきた夫が、ただ見たまま

「部屋がきたないなぁ。」

という、あのワークです。

ワークでは、決して妻を責めているのではないと知っています。



また、他人のことであれば、同じ状況でも

「疲れてるだけなんだよね。」

と思えます。



しかし、自分のことになると、そううまくはいきません。

「うちの夫は、相手の気持ちが分からない人だ」というレッテルを貼ったり、

「自分の都合で、周りに不快な思いをさせるべきではない」というマイルールが発動してしまう。

ただ単に、疲れているだけだとは思えない…(苦笑)



それが、実際に自分が体感したことで、

「本当に疲れていただけなのね。」

と、やっと腑に落とすことができたのでした。



ここまで来るのに何年かかったのでしょう。

でも、気づいてからが始まりです。



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 今の私にできること

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学校や部活を頑張っている子どもに対しても同じですね。

帰ってきたらなるべくガミガミ言わず、ダラダラしてても多少目をつぶってあげたいな。


夫にも子ども達にも、

・「疲れたよね~。お仕事お疲れさま。」と、声をかける。

・気持ちがいいように、部屋を整えておく。

・好きな食べ物を用意しておく。

など、私がされたら嬉しいことをやってみようと思います。




もちろん、できないときもあると思います。

無理なく、できる範囲で、少しずつ…ですね。



最後までお読み下さりありがとうございました。




子どものこころのコーチング協会

インストラクター 森山ふみ香