こんにちは。
インストラクターの葉月千恵です。
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親の思惑が外れると、
子に理不尽な怒りがわく件
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今年は自粛モードの夏休み。
週末も近場で過ごそうと思い、
家族で近所のホームセンターへ行きました。
目的はホームセンター内にある「猫カフェ」です。
ですが、久しぶりにそのホームセンターへ行ってみると、
「猫カフェ」はなくなっていました。
しょんぼりする子どもたち。
仕方がないので、ホームセンター内に入っているスーパーで
アイスでも買って帰ろう、
ということになりました。
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帰りの車で、アイスでも食べて
子どもの機嫌が直って欲しいという親の期待
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日常の食料も買いつつ、子どもたちにアイスを選ばせると、
小6の長男が手にしていたのは カップタイプのバニラアイス。
(スー○―カップです)
長男の大好物のアイスです。
このとき、私は何か違和感がありました。
その違和感の正体は、1階のスーパーから4階の駐車場まで
エスカレーターで上がってきたときに気がつきます。
「スプーンがない!!」ということに笑。
コンビニなら店員さんがスプーンを入れてくれるけど、
スーパーって、自分で入れるんですよね。
こうして書いてみると、笑い話なのですが
瞬時に私は、
「なんでこんな時にカップアイスを選ぶかな!?
普通、棒アイスのようなワンハンドアイスを選ぶだろうが!」
「スプーンは私がもらってきているとでも当てにしていたの!?」
「スプーンをスーパーへ取りに行くあいだに、アイスが溶けちゃうじゃない!」
とドドーーっと
長男を責めたくなる心の声が押し寄せてきました。
まずは、大急ぎで長男と一緒に 1階のスーパーへスプーンをもらいに戻ります。
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どうして、長男を責めたくなったのだろう?
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私は、なぜこんなに長男を責めたくなる声が出てきたのだろう?と
鳥の目で、自分を見つめてみました。
段差なしのゆっくり動くエスカレーターに もどかしさを感じて乗りながら笑。
(イメージできますか?動く歩道が斜めになっているようなものです。
このタイプは、片側も歩くことが禁止されていました。)
鳥の目で、自分を眺めてみると
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本来、子どもたちが少しでも機嫌が良くなってくれれば
という親の期待で
アイスを買ってあげたのに、
スプーンをもらい忘れるというミスで
長男がアイスを食べられないことになったら
ますます機嫌が悪くなるかもしれない!!
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これが私の怖れていたことでしょう。
スプーンをもらい忘れたことは、誰が悪い、とかはないとしても
私にだって忘れていた部分はあります。
つまり、私のせいもあって、
期待していたことが、
叶わないかもしれないショックから
「そもそもカップアイスなんて選ぶなー!」
と長男を責めたくなったんですね。
ああ、とんだ責任転嫁ですよね・・・。
鳥の目でこのようなことに気づけたことで、かろうじて 長男を責めずに済みました。
いや、でも不機嫌な表情は出ちゃっていたかな。
結局その後、アイスは4階の駐車場に戻っても 溶けて食べられない、
ということはありませんでした。
むしろ、いつもカチンコチンなアイスだったのが、
程よくほんの少しゆるまっていて
食べやすかったそうです(^^)
皆さまも、よい夏休みをお過ごしください。
最後までお読み下さりありがとうございました。
子どものこころのコーチング協会
インストラクター
葉月 千恵
https://ameblo.jp/mcy1092/