こんにちは。
子どものこころのコーチング協会インストラクターの浦田桔代美です。
私が、小学校で1年生の担任をしていた頃。
今でも印象に残っている家庭訪問での出来事があります。
当時の私は、まだ子どもがいなかったので、家庭での子どもの様子を見るのが初めてだったんですよね。
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甘えん坊さんも学校では頑張っている
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「うちの子、甘えん坊さんで。。。
学校では、ついていけていますか?」
えっ?! 一瞬耳を疑いました。
いつも、キチンとしていて、しっかりしているように見えていたエリちゃん(仮名)
「末っ子で、家ではしっかりしていないんですよー。」
「いえいえ。お母さん。エリちゃんは、ものすごーーく、しっかりしたお子さんですよ。」
そこには、お母さんにぴったり寄り添い、安心して甘えているエリちゃんの姿がありました。
お顔も、学校で見せているお顔とは、全然違うものでした。
その姿を見て、びっくりしたのと同時に、ホッとしたのを覚えています。
あぁ。。。この子には、安心する場所がある。
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心配は愛している証拠
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親になると、ついつい心配してしまいますよね。
みんなに着いていけるだろうか?
それは、生活面であったり、学習面であったり。
お友達との関係も気になりますよね?
おとなしいお子さんだったら、イジメられてないかな?
元気すぎるお子さんだったら、人に迷惑をかけていないかな?
その心配。全て、お子さんを大切に思っているからですよね。
お子さんが、将来困らないように。
幸せになってもらいたいから、心配するんですよね。
だから、心配になったら、まず
『私は、子どもの事が大切なんだなぁ。子どもを愛しているから、心配なんだなぁ。』
と呟いてみましょう。
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親はただ受け止めるだけで良い
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では、
『私は、子どもの事が大切なんだなぁ。子どもを愛しているから、心配なんだなぁ。』
と呟いたら、その後、どうしたら良いんでしょうか?
それは、ただ、お子さんのそのまんまを受け止めるだけで良いのです。
『この子、しっかりしていないなぁ。大丈夫かしら。』と心配して、
お母さんが、「しっかりしなさい。しっかりしなさい。」と言い続けると、
お子さんの耳には、「しっかりしていない。しっかりしていない。」と聞こえてしまうかもしれません。
そして、しっかりしている自分は○だけど、しっかりしていない自分はバツだと思ってしまうのです。
これは、私の考えなのですが、
「うちの子は、しっかりしていないのよ~。」
と、おっしゃるお母さんのお子さんって、だいたい、しっかりしています。
だから、お子さんの持っている力を信じて、ただ、見守るだけで良いのですよ。
大丈夫!あなたのお子さんなのだから!!!
おうちでは、しっかり甘えさせてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
浦田桔代美
http://ameblo.jp/ayame-kusunoki/