現在、小学校3年生の長男は
不安が強く繊細な性格です。
小さかったときは、
何かと怖気づいてしまう表情の彼を見ては、
私はイライラしていました。
・公園の遊具が怖くて、遊べない。
・おともだちが怖くて、ママから離れられない。
・トイレが怖くて、トイレトレーニングがいつまでもできない。
・食事は、違和感を感じるとすぐベーっと吐き出してしまう。
(はじめて口にする食べ物に対してとても慎重だったりする)
何をするにも、こじれて不機嫌になっていく姿に
私は、
「そんなことぐらいで怖がってるんじゃないわよ!」
「また?意気地なし!」と
心ない言葉を投げつけていました
そして今度は、
わが子に対してうんざりする母親なんて・・・と
自己嫌悪。
そんな中、
子どものこころのコーチング初級講座に
出会います。
講座では、子どもの話に
「聞く」「共感する」「代弁をする」を学びます。
私はこれを知ったときは、もう本当に驚きで
「怖いよね」
「いやだよね」
「ママといっしょにいたいよね」
わが子にそんな風に寄り添うったことは
一度だってなかったことに気がついたんです!
長男に寄り添って、
彼の不安な気持ちに共感してあげたら
スーッと強張っていた表情が
安堵につつまれ柔らかくなっていきました。
「ああ、この子ってかわいいな。」
その表情を見ただけで、
私の怒りも引いていったのです。
いつだって、彼の不安な気持ちに
共感できたかというと、
やっぱりイライラするときもあります笑。
でもね、「聞く」「共感する」「代弁をする」を
取り入れるようになってからは
総じて、親子で笑顔でいられることが
増えました。
これまで、
どうして怖気づいてしまう長男を見て、
私はイライラしてしまうのだろう?と
怒りの根っこを見ていったら
(怒りの根っこの見方も、講座で学びます。)
それは、
「ただただ、長男の楽しそうな顔を見たかった。」
これに尽きます。
そう気がつくと、
「わが子に対してうんざりする母親なんて・・・!」と
自分を責めてしまいがちなことも
私には、わが子に対する愛情が
しっかりあったんだ、と思えました。
もしも今、
わが子をかわいく思えなくて
悩んでいるママにとって
少しでも拾えるところがありましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
子どものこころのコーチング協会 インストラクター
葉月千恵
http://ameblo.jp/mcy1092/