いつもと違う環境はマイルールを緩めるきっかけになる。帰省の巻。 | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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こんにちは。
インストラクターの葉月千恵です。


8月に入りましたね。

夏休みを利用して、ご実家へ帰省される方もいらっしゃると思います。

わが家のお盆休みは毎年、夫の田舎へ帰省します。

夫の姉一家、弟一家も同時に帰省するので大人も子どもも入り混じり、じつに賑やかです。

色んな人がいる分、色んなことも起きます(笑)。



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子どももいつもと様子が変わる

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前回帰省したのは、お正月でした。

年上の従弟がさまざまなゲーム機やタブレットを持ってきてくれるので、滞在中、子どもたちはゲームざんまい。

大勢でゲームをしていると、気が大きくなるのか、

 大人たちの言うことは聞かない、

 食事の時間になってもゲームをやめようとしない、

挙句、海や山へ行く時間になっても外出を渋り出します。


特に、わが長男(小3)は没頭しやすく、気持ちの切り替えが苦手です。

ひときわぐずり出します。2歳児のイヤイヤとそう変わりありません(汗)


私は、わが子の生活態度の悪さを見て、とってもイライラしてしまいます。

こんな姿見たくない!と別室にこもることも多々ありました。




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私の中にどんなマイルールがある?

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イライラの根っこには、たいてい「「~すべき」「~してはならない」といった強い思いがあります。

帰省のときに感じたイライラについて、ふり返ってみると、どうも私の中には、

「ゲーム=悪」

「子どもは、元気よく外で遊ぶべき!」

というマイルールがあるようです。


自分の理想とのギャップにも気づきました。

・「ゲームにだって学びや発見がある」と理解ある親でありたい、でもそれができない。

・「ママは、どんなあなたでもオーケー」と子どもを認めてあげたい、でもそれができない。

そんなジレンマを抱えた自分に対して、愕然としました。


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こんな機会だからこそ、マイルールをゆるめるきっかけが外側ににある。

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ゲームを無理やりやめさせて、無理やり寝かしつけたお正月のある晩。

ため息をつきながらリビングに戻った私に、義母はやさしく声をかけてくれたのです。

「…もしかしたら、いちど思う存分ゲームをやらせてあげたら、あの子の反応もまた違うのかもしれないよ。」



確かに、息子の姿を見るにつけ、未来への不安ばかりが頭をよぎっていました。

「こんなにゲームに没頭したら、頭がおかしくなるんじゃないか。」

それゆえに、一方的にゲームを禁止し子どもを信じていなかった、ということに気づかされました。


子どもの

「ゲームをやりたい!ゲームを楽しみたい!」

って気持ちに、共感してあげられていなかったのですね。



結局、帰省時に私の気持ちは切り替わらず、モヤモヤしたまま終わりましたが、

帰宅後、イライラを軽くするために、何ができるかを考えました。


イライラを軽くするためには、その根っこにある、強い「マイルール」をゆるめていくことが必要です。

そこで、できるときに…ですが、ゲームの内容に私が興味を持って関わることにしましました。


ゲームを悪いものだと決めつけず、理解したり、その楽しさに共感することで、

「ゲーム=悪」

「子どもは、元気よく外で遊ぶべき!」

という強い思いを、少しずつ軽くしていけたらと思っています。


今度のお盆の帰省も、またゲーム三昧になることは予想されますが、前回とは違った関わりができたらいいなあ。

長男やゲームとどんなふうに関われるか、どんなふうに関わっていきたいか、今いろいろと考えているところです。

ヒントを与えてくれた義母に、感謝です!


最後までお読みくださりありがとうございました。



子どものこころのコーチング協会 インストラクター
葉月千恵
http://ameblo.jp/mcy1092/