こんにちは。
子どものこころのコーチング協会インストラクターの愛川よう子です。
先日、小学2年生の次男が
「今日嫌なことがあった」と、報告をしてくれました。
お友達とのトラブルです。
「◯◯君と△△君が、こんなこと言ってきた」
「やめろって言ったのに、何度も言って、バカにしてきてイヤだった」
と、かなしそーうに伝えてきたのです。
そこで私は、「そっかー、それがイヤだったのね」
とおうむ返しをしたあと、
「じゃあ、お母さんに出来ることはある?」
とたずねました。
そしたらなんと・・・!
「ない」
「味方でいてくれるだけでいい」
と言ったのです。
おーー、そうか。そうなんだねー。
まさかの返事に驚きました。
これは多分、日ごろ、長男が私に学校の相談をしている会話を聞いてるのかもしれません。
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子どもが相談してきたときに、私がしていること
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長男は困ったこと、自分が嫌なことがあったとき、
「お母さんはいつも相談にのってくれる」と思ってくれています。
そして最後に
「やっぱりお母さんは僕の味方だ」
とつぶやいたりしているのです。
そんな会話をそばで聞いているから
「お母さんは味方だ」という概念をいつにまにか、習得していたんだなーと。
そこで私は次男に
「じゃあ、自分で出来そうなことは何かある?」
と訊いてみました。
すると次男は
「そうなる前に、自分のよくなかった所を謝る」
と言いました。
あら。良くない点もあったのね。
「じゃあ、明日やってみようか」
「うん!」
で、その会話はたった2分で終わりました。
最近の次男は、学校や学童でイヤなことがあると教えてくれますが
たいてい、こんな会話ですぐに終わってしまいます。
大して引っ張りません。
その都度、吐き出して、自己解決している感じ。
でもその自己解決ができるのも、親である私が、
「それは嫌だったねー」と
気持ちを受け止めているからかな、と思います。
子どもは(大人もそうですが)、嫌な気もちも受け止めてもらえるだけで
安心して、その嫌なレベルはさがったりするんですよね。
なので、子どもが相談してきたときに、私がしていることは、
「まずは味方として、話を最後まで聴く」
「解決方法は、本人に考えさせてから」
ということです。
相談というより、トラブルを起こしてしまったあとの報告のときも、同様です。
この対応は、子どもが保育園の頃からやっていますが、
長男が年長さんだったときも、本人がトラブルを解決できましたよ。
もちろん、いつも出来るわけではありません。
内容や、子どもの態度によっては、すぐに叱ったり、私の思いを伝えてしまうこともあります。
でも、それしか出来ない自分でいるのではなく、
うまく関われる方法を知っていることで、だんだんできる回数が増えていきます。
そうすると、確実に親子の信頼関は結ばれていきますよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
子どものこころのコーチング協会 インストラクター
愛川よう子
子どものこころのコーチング協会について