【電車で子どもの泣き声にイラッとしたら】
こんにちは。今回の担当の森岡亜由美です。
こんなことを書くと、ちょっと怖い気持ちにさせてしまうかもしれませんが…。
実は私、心理学に触れたり、癒しにかかわる仕事をする前まで
電車に乗って子どもが泣きだしたり、騒いだりする度に、イライラしていました。
・なんで、騒ぐのを黙らせずにほっとくんだろう
・どうして、すぐに泣き止ませられないんだろう
・しつけが甘いんじゃないの
などなど、それはそれは身勝手に心の中でママを責めていたのです。
言葉にして伝えることはなかったけど、顔や態度にしっかり出ていたと思います。
でも、最近ではその数は激減しました。
理由は2つ。
ひとつは、友人の子どもと遊ぶ機会を通して、子どもの生態がわかってきたから。
(子どもに泣くなぐずるななんて、通じるわけないですよね…遠い目)
ふたつめは、イライラするのは、相手じゃなく自分の問題だということに気づいたから。
特にふたつめの気づきはとても大きかったです。
私はなぜか子どものころから、「ちゃんとしていなくちゃ」というマイルールを持ってたんですね。
今思うと、ちゃんとしていないと見捨てられるとか馬鹿にされるという感覚があったと思います。
子どもの頃は、自分の行為に大人がため息をついたり、あきれた顔をするのが怖くてたまりませんでした。
もちろん、公共の乗り物に乗るときに、大きな声ではしゃぐなんてありえないことでした。
そして、その「ちゃんとしていなくちゃ」は大人になってからも続いていたんですね。
子どもが電車で泣くと、自分の心のセンサーが反応して、イライラするのだな。
と気づいてからは、不思議と子ども連れが気にならなくなりました。
子どもが泣いても、ほほえましく思えて、ママに笑いかけることができたり。
心ひとつで、同じ出来事にも違う反応ができるものなのですね。
でも、実はね。
いまでも、ときどき、子どもの泣き声や騒ぐ声にイラッとすることがあります。
子どもとはそういうものだ、私のマイルールが反応してるだけだ、と頭で理解していても
普段ならスルーできるのに、どうしてもムリ思うときがあります。
そんなとき、最近の私はこう思うようになりました。
「あ、私、いま心のタンクが空っぽなんだな」
自分のイライラの原因がわかっていて、マイルールを緩めてもイライラするとき。
それは、仕事(義務)ばかりに追われて、自分の時間を持っていなかったり
楽しいことをしているようで、どこかで仕事のことを気にしているときなんです。
つまり、自分の心が満たされてないときに、イライラするんですね。
金持ち喧嘩せずなんて言いますけど、満たされている人はちょっとしたことでは怒らないんですよね。
だから、電車で子どもにイライラすることが続くと、意識して遊びます(笑)
スケジュール調整が可能な範囲で、仕事も脇において、
自分にとってハッピーなこと、幸せになれること、をします。
・気心しれた友達と本音で話す
・美味しいものを食べる
・好きな俳優さんの映画のDVDを見る
(V6の岡田君で、ご飯おかわりできます)
・海を見に行く
・神社仏閣に行く
・掃除をする
などなど、です。
こうして、心を満たしておくと、イライラがぐんと減るし
実は仕事の能率もものすごくあがりますし、他人のミスにも寛大になれます(笑)
大切なのは、遊ぶ時は遊ぶことに集中すること。
傍らで仕事のことを考えながら、というのはあまり効果がありません。
子育て中のママは、電車に限らず、子どもにイライラしてしまうときがあるかもしれません。
そういうとき、自分の心の地雷原(マイルール)を分析する方法は有効です。
ただ、ある程度それをやっても効果がないな、と思ったら、
自分を満たす方向で、心をケアしてみるといいかもしれません。
それは誰かに手助けを頼まないといけなかったり、勇気を必要とすることかもしれません。
でもそれで自分がすごく嬉しくなって、さらにその気持ちを周りと分け合えるなら
勇気を出す価値は十分ある気がします。
よかったら、試してみてくださいね。
今回お伝えしたことが、少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
子どものこころのコーチング協会 理事 森岡亜由美
http://ameblo.jp/loveandbelieve/
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