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こころの海が大荒れに
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９月は記録的な大雨が降る日があったかと思えば、おだやかな夜風に吹かれながらお月様を見上げる日もありました。
私たちのこころも、自然と同じように、いつも晴天！ということはありませんよね。
先日、私のこころの海が、大荒れになってしまうことがありました。
その時は、子どもが何か話しかけてきても、話が右から左に通り抜けて行ってしまいます。
子どもの話を聞こうと思うのですが、ふっと心配事が頭に浮かんできて、上の空。
何度も話しかけられると、「ちょっと静かにしてくれない？」とイライラ。
いつも、子どものこころのコーチングでお伝えしている「おうむ返し」や「承認」も、どこかに飛んで行ってしまった状態でした。（インストラクターとしたことが・・・）
もちろん子どもは不満顔。
あー、これはなんとかしないと・・・
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自分で自分の話を聴いてあげる
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こんな時は、頭の中でぐるぐるしていることを吐き出すのが一番。
誰かに聞いてもらうといいですね。
でも「誰か」がいない時は、自分で自分の話を聴いてあげることができます。
「不安なんだよ。」
「どうせ私はダメって、しょげているんだよ。」
「なんかとかしなきゃって、焦っているんだよ。」
もう一人の自分が、不安な自分の肩を抱いてあげるイメージをしてみました。
「そうなんだね～。不安なんだね～。」
「自分なりにがんばっていたもんね。」
自分で自分に「おうむ返し」や「承認」をしてあげました。
なんかね、じわっと涙が出てきちゃいました。
慰められたような気持になって、こころの海が、少しずつおだやかになっていく感覚になりましたよ。
そしてやっと、子どもと向き合うこころの余裕が出てきました。
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まずはママから！
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今回の件で、「ママのこころが安定しているかどうかって、とても重要なんだな」と痛感しました。
せっかく子育てについて学んだのに、うまくいかない・・・
と感じている方は、まずはママ本人が、こころおだやかになることに力を注いでみてください。
これからも、こころの波が荒れる日もあると思います。
でも、「自分には、悩みを打ち明けられる親友のような自分がいる」と思うと、乗り越えられそうな気がしてくるのです。
「おうむ返し」や「承認」はお子様だけでなく、ぜひご自分にも使ってみてくださいね！
今回も最後までご覧くださり、ありがとうございました。
高橋世志子
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