もうすぐ新年度、年間食育計画をたてる④ | 管理栄養士 遠藤恵の食育ブログ

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元保育園栄養士による食育ブログです。
こどもの健やかな心と体の成長のため欠かせない「食育」。
食育ネタや、給食運営、給食レシピなどだけでなく、ワーキングママパパのための時短レシピなどご紹介。

こんにちは。こどもキッチンらぼの遠藤です。

ご覧いただきありがとうございます。

勝手にシリーズ化してます、年間食育計画をたてる④です。

 

以前書きました、食育計画を立てる前に準備してほしいことです。

もうすぐ新年度、年間食育計画を立てる①

もうすぐ新年度、年間食育計画を考える②

もうすぐ新年度、年間食育計画を考える③

 

 

STEP.3子どもの実態を踏まえ、いざ計画

 

何かを栽培したい、クッキングすることが食育活動のメイン活動をなるとその内容をどうするかに焦点が起きがちです。

実際私も過去に「クッキーづくり」や「カレーづくり」などクッキングの計画を立てましたが、ただ子どもたちと楽しく何かを作ることがメインになってしまい、目的や狙いがおろそかになっていました。

あくまで保育計画の一部と考え、以下の作成のポイントをまとめました。

 

 

子どもたちの実態把握

子どもたちの現在の問題を把握します。

詳しくはもうすぐ新年度、年間食育計画をたてる③

 

「ねらい」「目的」はなにか???

子ども達にどんなことを期待して、その計画をたてていますか??

目的を失うとせっかくたてた計画も台無しです。

「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針」を参考に作っていけば間違いありません。

 

子どもの活動の様子を予測する

計画実行中で子どもたちはどんなことに興味を持つと思いますか???また、どんなことがつまづきになると思いますか???

野菜栽培など導入すると、成長の様子に興味をもったりするかもしれませんね。普段土いじりをしたことのない子が多いと土に触れるのを嫌がったり、ミミズなどの虫を嫌がるかもしれないですね。

 

活動の予測から指導や援助を考える

活動を予測したら、その中で保育者や栄養士がすべき指導や援助内容を考えます。子ども主導で、保育者や栄養士がどれくらいどのような場面でフォローするか、予測から設定します。

 

環境の設定

活動場所はお部屋?ホール?園庭?畑?どこで行うか。

必要なものは??テーブル、いす、手袋、ボウル…。園にすでにあるものは?購入する必要のあるものは??

 

これらのポイントを押さえて、食育計画づくりをしましょう。