平成30年5月26日(土)に開催したイベント報告です。
パシフィックサプライの川端倫也さんには、VOCA(音声出力会話補助装置)というコミュニケーション機器をお持ちいただきました
ひとつ~複数のメッセージを先に録音し、スイッチを押してメッセージを再生する機器です。
こんなに たくさん
クイックトーカー
よく使うメッセージ(言葉・単語など)を登録・再生できます。
このタイプのクイックトーカーは3種類。
・クイックトーカー7…シンボル(イラスト)シートを7枚入れることができる。
・クイックトーカー12…シンボルシートを12枚入れることができる。
・クイックトーカー23…シンボルシートを23枚入れることができる。
上段3つのシンボルをコアメッセージ。
残りのシンボルを個別メッセージと言います。
個別メッセージには5段階の切り替え(‟5レベル”と表現します)機能がついていて、たとえば、クイックトーカー7であれば、【コアメッセージ】×3+(【個別メッセージ】×4)×5=23個のメッセージを録音できます。
シンボルを押すとメッセージが流れます。
スーパートーカー
1つ~8つの枠にシンボルカードを入れて、各々にメッセージを録音・再生できるVOCA。
表示するシンボルの数(シンボルカードを入れる枠)は簡単に変更できます。(1枠、2枠、4枠、8枠が付属しています!)
レベル(切り替え)は8ですので、最大8×8=64個のメッセージを録音できますね
ステップバイステップ
複数のメッセージを録音し、スイッチを押すとメッセージを順に再生できるVOCA。
‟朝の会”の司会進行やカルタを読む係など、順にメッセージを再生したいメッセージが決まっているときに使うと便利です
メッセージ数に制限はなく、レベル(切り替え)は3、合計4分間のメッセージを録音できます。
電池で動くおもちゃを接続でき、スイッチを押すとメッセージが再生されている間はおもちゃが動きます
接続にはBDアダプターと言って、おもちゃ(電池)とステップバイステップを繋ぐコードが必要です。
ビッグステップバイステップ
ステップバイステップと機能は殆ど同じです。
合計2分間のメッセージを録音できます。
スイッチが大きいので、スイッチを押しやすいのが特徴です。また、外部入力装置(スイッチ)を接続することもできます。
トークトラック
腕時計型のVOCA。
4つのキー(ボタン)と、2レベルの切り替えで、合計8つのメッセージを録音・再生できます。
アイトーク
2つのメッセージ、合計2分間を録音・再生できるVOCA。
写真のように、ボタンにイラストを描いて使うのも良いですね
BDアダプターを使って、電池で動くおもちゃを接続することができます。
トーキングブリックス
赤・緑・青の3色1組で販売されています。
それぞれにメッセージを録音・再生できます。
部屋の入口(「ここは教室です。みんなで勉強をしましょう。」)や、棚(「ここにカバンを置きましょう。」)に貼ることで、何をすべきかを確認することができます
『自分で喋る』だけがコミュニケーションではない
便利な道具はたーくさんあります 活用しましょう