2014年は「子ども貧困対策推進元年」となるか! | 子どもHAPPY化計画のブログ

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子どもHAPPY化計画 佐藤です。


松の内もとうに過ぎているので、今さらですが、あけましておめでとうございます富士山今年もよろしくお願いします。


実は、連休中にブログをアップしようと思っていましたが、熱を出して寝込んでしまい、更新が今日になってしまいました。


熱が出る少し前からとてもだるく(当たり前ですが・・)、悪寒がして、布団から出られなくなり、2日間はお布団の中で過ごしました。その間、食事も全くとれず・・少しずつ回復していますが、まだ食欲はあまりありません。


さて、写真は「豆苗(とうみょう)」です。お正月に、お鍋に使い、残った根を水を入れた容器に入れ、2週間足らずで、ぐんぐん芽が出てきました。芽が伸びるときって、勢いがあって、毎日「おおっ!」って思いました。生命力を感じるからかもしれません。

新しい芽は、今日、母が刈り取ってましたので、明日のお味噌汁の具になっているかもしれません。



「豆苗」の商品はこちら(村上農園HP より)


さて、昨年6月に制定された「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が、平成26年1月17日から施行されます。

今後、内閣府は、具体的な施策を担当する文部科学省、厚生労働省と連携して、大綱の策定作業を進めることになるそうです。


同法の「目的」となる第一条を見てみましょう。


(目的)

第一条 この法律は、子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう、貧困の状況にある子どもが健やかに育成される環境を整備するとともに、教育の機会均等を図るため、子どもの貧困対策に関し、基本理念を定め、国等の責務を明らかにし、及び子どもの貧困対策の基本となる事項を定めることにより、子どもの貧困対策を総合的に推進することを目的とする。


第一条に「基本理念」を定めとありますので、基本理念も見てみましょう。


(基本理念)

第二条 子どもの貧困対策は、子ども等に対する教育の支援、生活の支援、就労の支援、経済的支援等の施策を、子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのない社会を実現することを旨として講ずることにより、推進されなければならない。

 子どもの貧困対策は、国及び地方公共団体の関係機関相互の密接な連携の下に、関連分野における総合的な取組として行われなければならない。
条文をご覧いただけばわかるとおり、子どもの将来は生まれ育った環境により左右されると法律に明記したことになります。貧困の状況にある子どもの将来は左右されやすい、確かにそれはそうかもしれません。
でも、貧困を解決すれば、すべての解決につながるのでしょうか。貧困の状況でない子どもでも困難を抱えている子どもはいます。貧困対策ばかりに捉われることなく、全体を見ることも必要だと思います。

同法が施行される2014年は「子どもの貧困対策推進元年」となりますでしょうか。

羽根 獅子舞 門松・右 ひので
20年前のドラマに「家なき子」というドラマがありました。主演の当時12歳の安達祐美が「同情するなら金をくれ」と叫んだセリフは流行語大賞にも選ばれました。

「家なき子」から20年、昨日が初回放送だった「明日、ママがいない」は、児童養護施設の子どもたちに焦点が当たっています。

番宣をするつもりはありません。現実離れしていて、一方で真実でもあるような。私たちが心の奥に隠している本音がセリフになっているからかもしれません。ただ、子どもに見せたいかと言われたら、おススメしません。

「明日、ママがいない」の公式HPを見ると、イントロダクションにはこうあります。

”今、君の隣にはママはいますか――――?”

とあり、

捨てられたんじゃない、
私たちがママを捨てだんだ

と番組のキャッチコピーが・・

芦田愛奈が演じる「ポスト」という女の子は、赤ちゃんポストがその出自のため、「ポスト」と呼ばれているそう。

これには、「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を設置している熊本市の慈恵病院が、放送中止を要請したそうです。当然といえば当然。
詳しくは→日刊スポーツ

すべての母親に、これから母親になるすべての女性に届ける
―――21世紀で一番泣けるドラマ

お母さんだけに子育ての責任があるかのような番組キャッチコピーも気になります。ただ、どこかでみんな母性を求めているってことなのかもしれません。知らず知らずのうちに。

仕事に忙殺され、ブログの更新もままなりませんが、できるだけ頑張ります!今年もよろしくお願いします。