大阪教育大付属池田小学が今月、5、6年生の全児童239人の上履きに発信機能を持つICタグを埋め込み、所在を確認できるシステムの実験を始めたそうだ。
2001年6月の児童殺傷事件の際、子どもたちがどこにいるのか把握できずに混乱した教訓を生かすのが目的だという。
校舎の玄関口と運動場の出入り口に敷いたマット下にアンテナコードを張り、上履きを履いた児童が通ると感知するシステムで、職員室のパソコンや担任教師の携帯電話で、校舎や運動場の内外にだれがいるのかがわかる仕組みなのだという。
整備にかかる費用は約1500万円だそうだが、文部科学省が支給した学校安全の研究経費の一部を充てる事で充当できるのだそうだ。
今後1年間の実験で効果やコストダウンが見込めれば継続することも検討するとしている。
確かに有効なシステムかもしれないが・・・
こんなシステムを使わない世界にしなければならないのに・・・