子供が就職・会社で成功するために10代でやっておくべきことを教えます -24ページ目

子供が就職・会社で成功するために10代でやっておくべきことを教えます

学校の成績が良いだけでは、この混迷した社会を生き抜けません。

一流大学を卒業するだけではダメです。

今後の世の中、勝ち組と負け組みに二極化されていきます。

企業の採用担当が語る成功のノウハウ。

中学生、高校生のお子さんの親御さん向けに解説します。

新卒の社員にとって、一番ともいえる大切な時期って、いつでしょうか。


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


何事も最初が肝心といいますが、やはり新卒新入社員で一番大切な時は、職場に配属された時の教育でしょう。


教育とはいっても職場に配属された状態での教育は、教室に座って講師の教えることを聞く形式ではなく、実際の仕事を通じて先輩や上司にあれやこれやと細かいところまでダメ出しされ、何度もやり直しをさせられる形式の教育です。


その中で、一番ともいえる大切なこと。


それは文書作成力です。



私も約20年前、新入社員でした。

いまでもよく覚えていますが、最初の仕事は得意先へFAXを出すことでした。

まだメールもない時代。FAX本文は、かろうじてワープロで作成していた時代です。


上司から、FAXで伝える内容をザックリ指示され、細かい文面などは自分で考えるよう、言われました。


それまでビジネス文書など作成したことがなかったので、どんな内容にすればいいのか
、皆目見当がつきません。


着手する前から、あれこれ悩んでも仕方がないので、とりあえずは自分の良かれと思う文面で作成し、上司にチェックをお願いしました


「これじゃあ、何を伝えようとしてるのかわからんね。もう少しわかりやすく、すっきりした文面にして。」



私は文章をできるだけ短くし、再度、上司チェックに持っていきました。


「う~ん、まだ文章の一文一文が長いし、主語と述語もはっきりしないね。」


といった感じで、何度も何度もやり取りがつづきます。


10回目くらいのチェックの時だったでしょうか。


「あのね、伝える項目が複数ある場合は、箇条書きにするといいんだよ。」


新入社員の私。

文章で伝えたい内容を簡潔に伝えるためには、箇条書きが便利である、ということも知らなかったのです。


結局、たかがFAX 1枚を送るのに、半日以上かかりました。


この時は本当に参りました。

こんなにやり直しをさせるなら、はじめからこうやれ、と答えを教えてくれればよいのに、と思いました。


しかし、これが、はじめからこうやれ、と指示され、それを実行するだけでは、自分の頭でどうやったらいいか、何をどう工夫すれば上司の満足する形になるのか、など考えるということはしないでしょう。


このFAX、大まかな文章の形が出来上がってきたら、お次は句読点の指導まで入りました(苦笑)。


私の社会人における文書作成力は、この時に受けた指導が原点となっています。



今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私、BOOWY時代からの布袋寅泰さんのファンなのですが、彼の歌、今、改めて聴いてみると、意外と?元気が出る歌があるんですね。


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


すみません、今回はちょっと一休みです。

布袋寅泰の曲で、Change Yourselfという曲があります。


確か1997年ごろの曲です。




夢を見るなら叶えてみせなよ。

自分自身に甘えることはやめて。

You can change, 叶えてこその夢。


マニュアルどおりの人生、今すぐに捨てて。

夢があるなら何も恐くないはず。


こんなフレーズが響きますね。


やっぱり夢ってのは、叶えるために見るものなんですよね。



今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
大学新卒で派遣社員になることは、メリットもあるのかもしれませんが、どちらかというとデメリットの方が多いように思えます。


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


大学を卒業し、企業へ就職するとします。


ある程度の規模以上の会社ですと、入社後は先輩社員がつき、職場での教育が始まります。


教育内容とは会社によっていろいろありますが、多く見られるのが、実際の仕事をしながら、先輩社員に細かなところまで教育してもらう形式です。


これは、オン・ザ・ジョブ・トレーニング、略してOJTと呼ばれることが多いようです。


私の知る限りでは、このOJTの期間中に、仕事の進めかた、スケジュールの立て方、お客さまとの折衝、立ち回りなど、細かいところまで教育されます。


これは、私が現在も含めて、在籍した3社すべてに共通しています。


加えて、このほか大切だな、と思うのが、文書作成の教育、指導です。


大学を卒業したからといって、企業で即、使えるような文書作成ができる新入社員は皆無です。


文書というのは、各企業に根付いた独自の文化的なものも多いので、独自の教育が必要となる側面もあります。


しかし、学校では文書作成についてはほとんど教育がなされていないため、企業文化の違いは関係なしに、文書作成については、一から教育しなおす必要があります。


この点、新卒であっても派遣社員の方に、このような教育は基本的に行いませんので、社会人にとっての重要スキルである、文書作成力が、社会人スタート時点からつまづくことになります。


このつづきはまた今夜にでもアップします。




今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。