子供が就職・会社で成功するために10代でやっておくべきことを教えます -23ページ目

子供が就職・会社で成功するために10代でやっておくべきことを教えます

学校の成績が良いだけでは、この混迷した社会を生き抜けません。

一流大学を卒業するだけではダメです。

今後の世の中、勝ち組と負け組みに二極化されていきます。

企業の採用担当が語る成功のノウハウ。

中学生、高校生のお子さんの親御さん向けに解説します。

昨日、説明員として参加した母校での合同企業説明会、気になる点がいくつかありました。


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


会社説明はブースで行いますが、多いときは一度に20人くらいを相手に説明します。


本当は少人数の方がいいのですが、昨日は予想以上に学生さんがブースを訪れてくれました。


説明が一通り終わると、質問タイムとなるわけですが、学生から出る質問は、毎年減少傾向にあるように思います。

みんなの前で的確な質問をしようと思うと、勇気がいりますよね。


そんな影響からなのか、質問がなかなか出ない回も少なくありません。


もちろん、当方の説明がわかりづらかったということも考えられるので、この点はしっかり振り返りを行わないといけないところです。


まあ質問が来ないのは、当社にはあまり興味を持ってもらえなかったとも解釈できますけどね(笑)。


さて、質問がないよりはましですが、以下のような質問が来ると、ちょっとがっかりしますね。


「いままでの仕事の中で、一番つらかったことは何ですか?」


「あなたがこの会社に入社したのはなぜですか?」


これらの質問、なぜ私はがっかりするのでしょう?


これらの質問は、就活のマニュアル本に記載されている、「定番の質問」なのです。


この手の質問、何回も出ます。


これらの質問、わからないでもないですが、やっぱり自分(質問者)を中心に据えた質問をしてほしいものです。


例えば、「自分は今、○○について研究していますが、このテーマを活かした業務は、どのようなものがありますか?」

とか、


「ただいまの説明を聞いて、○○の業務は、△△の部分が肝と考えますが、正しいでしょうか?」



のような質問が来ると、こちらも説明のしがいがあります。


結局、自分が就職をするわけですから、自分にとって、より有益な情報を引き出すような質問をしてもらいたいですね。


採用の面接においては、面接官の質問に的確にこたえるのが重要と思われがちですが、学生からの質問の内容も重視されます。


質問とは、会社説明などの情報を得たうえで、短時間で理解が浅い部分、不明な点を明らかにし、説明者に確認するという側面もあります。


こういった質問をすることにより、自分はこの会社にこんなに興味がある、企業研究をしてますよ、というアピールをすることもできます。


採用面接の最後を締めるやり取りに、面接官から以下のような質問が来ます。


「それでは最後に、何か質問がありましたら、どうぞ。」


ここで、

「いいえ、特にありません。」と答えてはいけませんよ。


こういう場合も、企業研究をしっかりやってますよ、ということをアピールするため、質問を用意しておくことです。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
昨日は母校の大学が開催する合同企業説明会に説明員として参加してきました。

予想をはるかに超える学生が私どものブースに来場いただきました。


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


おかげさまで、昼食休憩はなしのぶっ通しでの説明対応でしたので、いい意味で充実した疲労感を味わうことができました。


大学はすでに冬休み。朝、大学に到着したときは人影もまばらでしたが、説明会が始まるころになると、多くの学生が詰めかけました。


この説明会、自分の会社のPRというのもありますが、大学の後輩たちへの、よろず就職相談窓口、つまり人助けのつもりで毎年臨んでいます。


全体の説明会が終わった後も、熱心が学生さんと個別に面談をしました。


毎年思うことなんですが、相応のポテンシャルのある子でも、面接に弱い子って、損をしてしまうんですね。

30分とか、1時間かけて、雑談も交えながらじっくり話をすると見どころがある学生さんでも、面接官が数人いるような、面接会場では、なかなかその子の良さというのを引き出すのは難しいというのが実情です。


面接に弱いタイプの子に共通しているのは、「自信なさそうに話す」というところです。


同じ実力を持った子でも自信満々に話す子と、自信なさそうに話す子、どちらを採用するか、というと、これは説明するまでもないと思います。


採用する側としては、採用した学生には、早く独り立ちし、自分で考え、仕事を進められるようになってほしいので、自分の行動、言動に自信を持っている子に目が行くわけです。


では、自分に自信を持つには、どうしたらよいのでしょうか。


なんで自分はこんなにだめな人間なんだろうか。


このように考えてはいけませんね。


このような問いかけをすると、潜在意識は見つからない答えを延々と探し始めますので。。


他人と比べて、自分が得意なもの、優れているところはどこだろう?


こういう問いかけをすれば、潜在意識も前向きに答えを探しに行ってくれます。



こういった自己分析をする際は、何事もポジティブに考えないといけません。


極端な話、過去、いじめに遭った経験を持っている人がいるとします。


自分は、学校でいじめられていた経験を持つ、弱い人間だ、ダメな人間だ、と考えてしまったらそれまでです。


しかし、自分はいじめられた経験を持っている。この経験を持っている人はそう多くはない。

こういう経験を持っているからこそ、自分はいじめられている人、いじめられた経験を持つ人の立場になって、ものごとを考えることができる。



こう考えれば、過去のつらい経験も自分の強みとなります。


こう考えれば、採用試験の面接においても、「ああ、この子はいじめに遭っていた弱い子だから、採用するのはやめておこう」という風にはならないと思います。


むしろ、過去のつらい経験を自分の強みに変えているというところが評価される可能性が高いです。


いままで自分に自信を持てなかった人が、自信を持てるようになるのは簡単なことではありませんが、自分に自信が持てるようになると、人生、確実に変わってきます。



今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
前回は私が新入社員での最初の仕事でのエピソードをお伝えしました。


あのときの粘り強い教育が私の原点となっています。


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


会社、業界によって一概にはいえないかもしれませんが、このような手間がかかる教育を受けられるのって、基本、正社員の新人だけです。


私は今まで2回ほど転職をし、大手企業から、町工場みたいなところまで、3社ほど経験していますが、手間のかかる教育は正社員のみ、という方針はどこも同じです。


申し訳ないといいますか、かわいそうなのだけど、派遣社員には新人、経験者関係なしに、与える仕事は、最終のアウトプットがはっきりした状態のものをやらせます。


その人の現時点での能力を考慮し、失敗のないよう、細かな指示を出して仕事をやらせます。こうなると与える仕事は必然的にマニュアル化された単純なものとなります。


与える仕事の最終形が明確になった状態で、作業内容も指示されてしまうと、あとはそれを淡々とこなしていくだけ。


ここに考える余地はほとんどありません。


ここで何よりも怖いのは、明確な指示がないと仕事ができない、という状態になってしまうことです。

文書作成においても、修正箇所については、赤ペンで、こうやって直して、という指示を入れてしまいますので、よほど意識の高い人でないと、なぜ自分の書いた文章が修正されたのか、という振り返りなどはほとんどしません。


こうして企業は、指示がなければ仕事ができない、自力でまともな文章が書けない、という将来有望な若手社会人を大量に作ってしまうのです。


自分もこういったことに加担してしまっていたのですが、派遣の人はずっとこの会社にいてくれるわけではないので、手間ひまかけて教育するというようにはなかなかなりません。


このように、新卒で、派遣に代表される非正規雇用になるということは、社会人人生で最も大切な新人の時期を有意義に過ごせなくなる可能性が極めて高いのです。


こんな状態で、派遣という立場で5年も過ごしてしまうと、本当の意味での自分の頭で考えるということ自体が、できなくなってしまいます


この状態で、どこか正社員になろうと転職の面接を受けても、採用される可能性は低くなります。やはり細かい指示がでないと何もできない、というスタイルが嫌わるのでしょう。


派遣で働いている人は、上記のことが自分の仕事の形態と同じであるとしたら、相当危機感を持った方がいい。



今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。