昨夜というか、本日未明は、羽生選手のフリーの演技を生中継で観戦しました。
こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。
昨夜は10時に床に入り、午前2時半に起床。
なんだか、学生の時にスキーに行く睡眠パターンを思い出しました。
さて、羽生選手、フィギュアスケート男子史上初の金メダル、本当におめでとうございます!
昨夜のフリーの滑走、最初の4回転サルコーで転倒したときは、「金メダルはなくなったかな。。」と正直思いました。
しかし、その後はすばらしいリカバリーでミスもほとんどなく、うまくまとめてくれました。
その後を滑走したパトリック・チャン選手がまさかのミス連発。
いけない、と思いつつも、思わずテレビの前でガッツポーズをしてしまいました。
似たような光景が8年前にありました。
同じくフィギュアスケート。
フリースケーティングにて、荒川静香さんがほぼ完璧な演技を終えたのに対し、最終滑走は、大本命のロシアのイリーナ・スルツカヤ選手。
この大本命のスルツカヤ選手が、今回のパトリック・チャン選手同様、ミスを連発し、結局、金メダルは荒川選手のものとなりました。
大きな違いは、荒川選手の場合、ショートプログラムの順位が3位だったこと。
すなわち、追う立場で迎えたフリースケーティングだったのです。
それに対し、今回の羽生選手はショートプログラムは、世界最高得点を叩き出しての1位。
その重圧ははかり知れないものだったことでしょう。
加えて、あのロシアの皇帝、プルシェンコ選手をして、「金メダルに一番近いのは、羽生だ。」と言わしめたこと。
このこともプレッシャーを増大させたと思います。
それにもかかわらず、羽生選手はミスを最小限に抑えることができました。
パトリック・チャン選手は、昨年まで世界選手権を3連覇しているとはいえ、ここ最近は羽生選手に敗れるなど、勢いに陰りがみえていました。
そんな中、先に滑走した羽生選手がジャンプ転倒のミスをし、チャン選手には逆転のチャンスが巡ってきました。
ここまでは、心理的には羽生選手よりもチャン選手に有利に働いていたと思われます。
結局、今回、羽生選手が勝ったのは、オリンピックにかける「思い」、特に、震災復興に対する思いが強かったのが、原因のような気がします。
加えて、チャン選手は押しも押されぬ世界チャンピオン。
羽生選手は成長著しいとはいえ、挑戦者という立場を貫き通せたのがよかったと思います。
32歳の若さで亡くなった、広島カープの投手、津田選手は、「弱気は最大の敵」という座右の銘がありました。
人生、何事も、大舞台では攻めの姿勢を貫くということが何よりも大切なのです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。