「いい人」は得をする?損をする? | 子供が就職・会社で成功するために10代でやっておくべきことを教えます

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学校の成績が良いだけでは、この混迷した社会を生き抜けません。

一流大学を卒業するだけではダメです。

今後の世の中、勝ち組と負け組みに二極化されていきます。

企業の採用担当が語る成功のノウハウ。

中学生、高校生のお子さんの親御さん向けに解説します。

ここ数日、体調不良により、ブログの更新が滞っていました。

さらにいただいたコメントに対するお返事も、遅れがちとなり、本日さきほど、ようやくリコメの方、完了いたしました。

コメントをいただいていた皆さん、大変失礼いたしました。


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


昨日、就活中の学生さんと再び面談をしました。


一度に何人かの学生さんと懇談したのですが、その中に、特徴的な学生がいました。


この学生さんの特徴は、ずばり、「いい人」です。


風貌はちょっと丸顔。


いつも笑顔。


本当に絵に描いたような「いい人」なのです。


「いい人」というのは、いろんな面で得をすることが多いのでしょうか。


本当に残念なのですが、世間の中では、「いい人」だけの人は、どちらかというと損をする方が多いように思えます。


事実、私の勤める会社では、彼のような「いい人」の評価は高くはありません。


この学生さん、本当に「いい人」なのですが、ちょっと気になるところがあります。


こちらの言うことには、基本的にすべて合意、迎合なのです。


この学生さんとしては、こちらに精一杯気を使ってくれていると思うのですが、その部分がアダとなってきます。


これはもう、会社の社風によって、求める人材像が異なってくるわけですから、一概にはいえません。


私の勤める会社の一例でいうと、技術的な主張を論理立てて説明し、その主張をぶつけ合う仕事が多いものですから、相手の言うことに、皆同意、では務まらないところが多々あります。


「いい人」的な人材よりも、すこしトンがったところがある人材が好まれます。


この傾向は最近、多くの企業に広がっているようにも思えます。


残念ながら就職活動というステージにおいては、「いい人」というのは、どちらかというと、損をする方が多いように思うのは動かしがたい事実といえそうです。


しかし、就職活動の時は、少しばかり損をすることが多いかもしれませんが、私は最終的に生き残るのは、「いい人」だと思います。

人一倍、気遣いと思いやり周りの人に発している「いい人」は、困難に直面したときでも、周囲から支えられ、エネルギーをもらい、生き延びていくでしょう。


細く、長く。


そんな人生もいいものだと思います。


あの「いい人」タイプの学生さん、どんな人生をこれから歩むのでしょう。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。