がんばれば一人勝ちできる世代 | 子供が就職・会社で成功するために10代でやっておくべきことを教えます

子供が就職・会社で成功するために10代でやっておくべきことを教えます

学校の成績が良いだけでは、この混迷した社会を生き抜けません。

一流大学を卒業するだけではダメです。

今後の世の中、勝ち組と負け組みに二極化されていきます。

企業の採用担当が語る成功のノウハウ。

中学生、高校生のお子さんの親御さん向けに解説します。

昨夜アップした記事、「子どもの「欲」と経済的事情」においては、複数の方から、いろいろなご意見をいただきました。


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


今回は、いただいたコメントに対する返信および、私が伝えたいことを整理した記事とさせていただきます。


皆さまのコメントに必ずしも1対1に対応していないかと思いますが、この点はご了承ください。


ここ数日のシリーズでは、子ども、若い世代の物欲の低下をテーマとさせてもらいました。


私自身、会社の現場でずっと疑問に思っていたことですが、非常に重たい、難しいテーマゆえ、いろいろな視点、ご意見があるだろうな、と思っていました。


ありがたいことに、複数の方からいろいろなご意見、ご指導をいただきました。

私としても半信半疑で、書いている部分もあるので、みなさんのご意見は大変ありがたいものです。


これまでの記事を総括する意味で、そろそろまとめに入りますが、現在の若い世代は、私の世代と比べると、明らかに目標、夢、物欲などを見失っています。


こうなってしまった原因は、一言でいうと、社会の環境にある、ということですが、これはayumiさんのコメントにもありましたように、当然のことですね。


現在の10代、20代の世代では、テレビをつければいい話はほとんどなく、夢や希望を持てない話題ばかりです。


我々は、若い世代の実情に対し、嘆いているだけでは何も解決になりません。


しかし、若い世代には、どうにかして、もう少し活力を持って欲しい。


最近の20代前半世代は、「さとり世代」とも言われ、昇進や給料アップを望まない社員が増えてきました。


こういったマインドで会社に来られても、彼らは企業の業績向上に貢献できません。


企業というのは社会貢献をしなければなりませんが、企業の社会貢献の大前提は、しっかり利益を出すことなのです。


利益を出せない会社は、存在価値はありません。この点をしっかりと認識してもらう必要があります。


こういった問題が日本国内で閉じていれば、「最近の若者は元気がないけど、まあ、彼らのやれる範囲でそこそこの業績をあげて行こう。」という経営方針でもよいのかもしれませんが、そうは都合よく行きません。


インターネットという全く新しいインフラにより、世界と日本との距離がものすごいスピードで縮まっているのです。


つまり、意欲の低い日本人よりも、やる気と向上心に勝る外国人を雇った方が、よっぽどいい、ということに、既になりつつあるのです。


「がんばったってどうせ報われない。だから出世も望まない、給料は生活ができる最低限でいいんだ。」

という、「さとり世代」の仕事は、やがて外国人に取って代わられるでしょう。

取って代わられた人たちは、普通の生活をすることさえ、ままならない状態になっていくのです。


勃興する新興国。


彼らは物欲と向上心に満ち溢れ、将来の夢は、「金持ちになること。」、「出世すること」と明確に言う。

今では死語となってしまった、「ハングリー精神」がまるで違う。


そんな人たちと戦わなければならないのです。


幸い、日本人には、「日本語ができる」という大きなメリットがあるので、すべての仕事が外国人に取って代わられることはありませんが、やる気のない人たちの仕事というのは確実に減っていきます。


しかしです!


多くの若い世代の意欲が低下しているってことは、、、


どうにかして自分だけ、猛烈にやる気を出したらどうなるでしょう。


まわりが停滞している中、ある一人だけが、がむしゃらにがんばれば、会社なり、特定集団のなかで、その世代での一番になれるわけです。


これは大きなチャンスともいえます。


現代は、がんばっても報われない社会とも言われていますが、集団の中でトップクラスにいれば、いろいろな面で報われる可能性も高くなります。


逆に、若いうちから、悟りきった人たちの場合、やがて仕事そのものがなくなっていく。。


そんな時代はすぐそこまで来ているのです。



今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。