私が学生だったときと、現在の学生。
大きな違いはクルマの保有率。
こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。
昨日の記事で、私が学生の頃、クルマの保有率は7割を超えていたといいましたが、これは、工学部での話。工学部はほとんどが男子学生という特異性があります。
クルマの保有率も大きな違いですが、まだまだ大きな違いがありました。
それはインターネットと携帯電話の存在です。
私が学生のころ、インターネットと携帯、この両方ともが存在しませんでした。
通信手段といえば、固定電話だけでした。
固定電話と携帯電話。
電話代は固定電話の方が安いと考える人が多いかもしれませんが、実はそうでもありません。
最近でこそ、学生の間で、携帯といえば、スマホが常識となり、携帯の通信費は高くつく傾向にあります。
しかし、固定電話もそれなりにお金がかかりました。
固定電話には無料通話という概念がなく、市内の通話でも3分でしっかり10円とられていた時代です。
地元に彼女を残してきたある友達などは、電話代がものすごいことになっていました。
1か月の電話代が数万円に達することも珍しくはなく、電話代を払うためにバイトをしているような人もいましたね。
「電話」というキーワードにおいては、現在よりも、昔の方が金がかかっているんですね。
さて、携帯とインターネットの影響ってなんでしょうか。
インターネットにつながる携帯があれば、どんな情報でも自由に取ることができる。
インターネットにつながる携帯があれば、誰とでも繋がれる。
ここが大きなメリットでしょうか。
つまり、携帯さえ手に入れればそれだけで、たいがいのことが事足りてしまう。
日常生活は携帯で満足できてしまう。
ネットの掲示板を閲覧し、書き込みしていればいくらでも時間がつぶれる。
こんな生活が普通になってくると、あくせくバイトをして、高額なクルマを手に入れる、なんて発想がなくなってくるのかもしれません。
こんなことを書いていて、ふと思ったのですが、これ、ひょっとしたら現在の自分にも当てはまるかもしれません。
仕事をやっている時間、寝ている時間以外の自由時間。
なんだかんだいって、PCやスマホでネットをやってる時間が圧倒的に多い。
新しいiPhoneやiPadにはやたら敏感で、物欲がわいてきますが、クルマにはそれほどお金をかけようとは思っていない自分。
特にこの5年くらいは、ネットインフラや、スマホなどの情報機器の進歩がすさまじく、どこに住んでいても、同じ情報を取ることができます。
まさにネットという革命的なものの前に、クルマというものは昔の輝きを失ってしまったのかもしれません。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。