欲がないといわれている現代の子どもたち、若い世代。
私の中では、彼らが今後も生き残っていくためには、やはり、しっかり欲を持って生きなければならないという結論になります。
こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。
今の若い世代に物欲を押し付けるのは、どうやら無理があるようです。
価値観の変化、多様化により、昔のように皆が皆、物質的な欲に走らなくなった。
しかし、別の意味での欲、言い換えれば競争心というものは、やりようによっては伸ばすことができると思います。
最近、中学1年の娘に変化を感じるようになりました。
幸い娘は小学校のころから成績はよかったのですが、学年の中でどれくらいの位置にいるかは、はっきりとはわかりません。
中学入学後の定期テストでは、学年順位が出ます。
最初の中間テストの結果が出るころ、「テストの結果、どうだった?」と聞きました。
ところが返事はなし。
テストのことに触れると、ものすごい不機嫌になりました。
どうやら、結果は自分としてはかなり不本意な順位だったようです。
次のテストでは、それまでとは比較にならないくらい、勉強してましたね。
その結果、順位も大幅に上がり、本人に結果を聞いたところ、満面の笑みでした。
今回、娘は小さな成功体験をしたのだと思います。
がんばれば結果はついてくる、ということを経験できたわけです。
それなりのポジションを取ったあと、今度はそのポジションを明け渡したくないという思いで、それを守ろうとする。これも相当な努力が必要になります。
しかし物事はそういつもうまく行くとは限らずです。
多かれ少なかれ、挫折があるわけです。
そんな時も、モチベーションを落とさないよう、サポートするのが親の役割です。
努力しつづけた人は必ず報われるという希望を、子どもが持ち続けられるようにしなければなりません。
これは勉強だけに限ったことではなく、スポーツでもピアノでも、何でもいいのです。
努力すれば報われ、一番になることの喜びを知ってほしい。
そこから大きな目標や夢を持てるようにさせてやりたい。
ネット上では、「今の世の中、努力しても報われない」という論調が幅を利かせているようですが、そういったものにも流されないユニークな生き方が必要となってきます。
こんな世の中だからこそ、子どもには小さな成功体験を積ませ、世の中捨てたもんじゃない、という希望を持たせるのが、われわれ親の役割だと思います。
やっぱり少年(少女)には大志をいだいてほしい!
そのためにも、われわれ親も大志をいだきましょう!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。