「つくる」という職業は「工業製品を作る」というところにとどまりません。
こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。
「つくる」という職業は多義にわたります。
「人間をつくる」
これは学校の先生を示します。
もちろん、人間、人格を形成するのは親の仕事というのが大前提です。
「情報をつくり」、発信する。
新聞、書籍をはじめとしたあらゆる著作活動がこれに該当します。
ゲームやスマホ、パソコンのソフトウェア、アプリなども「つくる」仕事です。
また、料理人、調理師なども、「つくる」職業の1つですね。
抽象的でやや難しくなりますが、現在を含むこれからの時代は、何をつくるにしても、プラスアルファの「価値」をつくる、ということが求められます。
これは、言われたとおりのものをつくるのではなく、お客さまが気づいていない、新たなコンセプトを作り出すということです。
身近なもので例をあげると、スマホなんてものは、新しくつくられた「価値」になるわけですね。
スマホは、電話の延長という従来の発想では、決して生まれることのない製品です。
「つくる」職業においては、このプラスアルファの価値をつくりだせないことには、生き残っていくことができません。
普通のものを作るだけの仕事はもはや日本国内に残ることはなく、人件費の安い海外の仕事になっていくわけです。
ここまでざっと並べただけでも、一口に「つくる」仕事といっても、その内容は多義にわたることがわかります。
このほかにも「つくる」の対象は無限にあるわけですが、自分はまず、何をつくりたいのか、ということをお子さんに真剣に考えてもらわなければなりません。
こればかりは、そのときの1回の直感だけでは決めることはできませんから、少しずつ、時間をかけて考える必要があります。
こういうことこそ、潜在意識に刷り込み、寝てるときも、ほかの事をやっているときにも、「自分は将来、何をつくりたいのか」ということを潜在意識に考えてもらうことにしましょう。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。