さて、本日からは高校生くらいを対象とした、将来の職業のイメージをどうやって作っていくかについて、解説していきたいと思います。
こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。
考え方の切り口は無限にあるのですが、本日ご紹介するのは、一番単純でわかりやすい切り口としましょう。
最初の切り口は、
1.モノを「作る(造る)」
2.モノを「売る」
この2点です。
「モノ」というのは、電化製品や自動車など、物理的なものに限定してしまうと想像力もふくらみませんので、サービスや情報も対象として考えることにしましょう。
一見、「モノを作る(造る)」は理系、「モノを売る」は文系と考えがちですが、ここはそう単純にはいきません。
新聞記事を書くことも、「造る」に分類できますし、投資ファンドなどの金融商品を開発することも「造る」に分類されます。
これに対し、「モノを売る」というのは、一言で言うと、作られたモノの価値を判断し、世界の中でそれを欲しがっている人に、最適な価格で提供し、お客さまに満足してもらうということになります。
つまりこれは「商い(あきない)」、「商売」ということになりますね。
まずは「モノを作りたい(造りたい)」のか、「モノを売りたい」のか。
スタート地点をここに設定することにしましょう。
スタート地点で、どちらを選択するか。
これは直感でかまいませんよ。どちらが面白そうか、という観点で決めればよいと思います。
この選択、どちらを選ぶお子さんが多いか、大変興味深いですね。
子どもさんに聞いてみたら、こちらを選択した、という結果をお知らせいただけますと幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。