優秀な人材とは? 就職試験の面接で質問されること その2 | 子供が就職・会社で成功するために10代でやっておくべきことを教えます

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学校の成績が良いだけでは、この混迷した社会を生き抜けません。

一流大学を卒業するだけではダメです。

今後の世の中、勝ち組と負け組みに二極化されていきます。

企業の採用担当が語る成功のノウハウ。

中学生、高校生のお子さんの親御さん向けに解説します。

さて、今回は話が戻って、再び就職試験の面接でよく聞かれる内容について解説します。


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


就職試験での鉄板の質問に、「あなたはなぜ○○学部の○○学科に入学したのですか?」というものがあります。


しかしこの質問は、まだまだ序章にすぎません。


次のお決まりの質問、といいますか、この質問が出ない面接試験はないと思いますが、以下の質問です。


「あなたの当社への志望動機をお聞かせください。」


鉄板の質問ですね。


これについては、


「家から近いからです。」とか、


「大学の先輩が多く在籍しているから、入社を希望します。」なんて答えではNGなのは想像がつくと思います。


この質問に対しては、それらしいことが答えられるのは当たり前のことであって、上記のような間抜けな回答をしたら、その瞬間、事実上、面接は終わりとなります。


「志望動機は?」の質問に対して、最初の答えを面接官に返します。


昔はそれらしい答えを元気よく返せば、それ以上の突っ込みはそうなかったのですが、現在は違います。


こちらの答えに対して、「なぜ?」、「もう少し具体的に説明して。」など、矢継ぎ早に質問が飛びます。


次々に飛ぶ質問に対して、その場で頭をフル回転させ、的確な答えを返していかなければなりません。


こういった面接の練習、大半の学生が就職活動を始める頃に、マニュアル本やネットで質問パターンを調べ上げ、対策をするわけです。


しかし就職活動を始める段階になってから、はじめてこのようなことを考え始めた学生は、どうしても面接本番でボロが出ます。


それまで、大した目的意識も持たず、漫然と学生生活を過ごしてきたわけですから、面接対策をするにしても、思考は浅く、すぐに答えに行き詰ってしまうような状態です。


ちゃんとしっかり考えている学生なのか、そうでない学生なのかは、ちょっと話をすればすぐにわかります。


私は自分の会社に興味を持ってくれた学生と面会し、会社の特徴や仕事内容の説明を行います。


加えて、学生の性格、適性を考慮し、どのような職種を目指したらよいかアドバイスを行い、就職試験に学生を送り出すのが私の仕事です。


「受かる学生」、「受からない学生」というのは私との面会でほぼ選別することができます。
明らかに面接を通りそうにない学生には、時間を無駄にしてはいけないので、私との面会の時点で、今の状態では面接試験を突破するのは難しい、ということをはっきり伝えることもあります。



面接で聞かれる質問での最近の傾向は、もっとシビアなものになってきています。


たとえば、あなたはもし、当社に入社できたら、当社のために具体的に何ができますか?」


こんなこと聞かれたらなんて答えますか?


つづきは次回にて。



本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。