勉強へのモチベーション、やる気、どうやって上げる? その4 | 子供が就職・会社で成功するために10代でやっておくべきことを教えます

子供が就職・会社で成功するために10代でやっておくべきことを教えます

学校の成績が良いだけでは、この混迷した社会を生き抜けません。

一流大学を卒業するだけではダメです。

今後の世の中、勝ち組と負け組みに二極化されていきます。

企業の採用担当が語る成功のノウハウ。

中学生、高校生のお子さんの親御さん向けに解説します。

これまで勉強する習慣のなかった子どもが、とりあえずは1日少しずつでも勉強することが習慣化されてきました。

次なる課題は何でしょうか。


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


勉強することが習慣化されてくると、次に望むのは勉強の成果です。


せっかく勉強することが習慣化されても、成績が上がらないとモチベーションの維持が難しくなります。


しかし勉強したわりに成績が上がらないことはよくあることです。


それなりの勉強をしたにも関わらず、成績が上がらないのは事実として受け止め、成績が上がらない理由は何らか原因があります。


成績が上がらなかったときは、次回に向けて対策をしなければなりません。


対策として、一番よくないものは、「今回は勉強時間が足りなかったんだよ。次回は勉強時間を長く取るようにしよう!」でしょうか。


勉強時間を長く取る、というのは全く効果のない対策ではないのですが、原因をはっきりさせないまま、勉強時間だけを長く取るという対策は、穴のあいたバケツで、一生懸命に水をくみ出そうとするようなものです。

つまり徒労に終わる可能性が高いわけですね。


テストが終わって、まずしっかりやってもらいたいのは、「テストの答案用紙の見直し」です。


テストで点を落としたところを見直し、なぜ間違ったのかを振り返ります。

そうするといろいろな事実が見えてきます。


例えば数学のテストの中のある問題。今回は間違えていました。


間違えた原因は何か。

単なる計算違いで間違えたのか。


その問題を解くのに必要な定理、公式の理解が甘かったからか。


それとも根本的にその問題を特にあたり、何をどうアプローチしたらよいのかすら、わかっていないのか。


かなりパワーが必要ですが、理想的には間違ったところをすべて振り返り、最終的には満天の答案をもう一度作ることがベストです。


こうすることにより、各教科における自分の弱点が見えてくるんですね。


ここまでのことが習慣化すれば、子どもさんの成績は劇的に上がるでしょう。


中学くらいになると、親御さんは子どもさんが解けるテストの問題も解けないでしょう。なので親があれこれ口出しはできないと考えがちです。


しかし、親御さんが子どもさんのテストの問題を解くことができないのは当たり前です。問題は解けないかもしれませんが、客観的な目線からのコーチ役はできるわけです。


コーチというのはスポーツの世界でも実技を実行するのは現役の選手にかなわないけど、選手の弱点を見つけて補強プログラムを考えたり、選手のモチベーションを維持、向上させたり、健康状態を管理することが仕事です。


親御さんはこういうサポート役を担うことが理想です。

もちろん、テストの振り返りや弱点の洗い出し、対策など、お子さん自身で自立してできればそれがベストですが、そうはいかない場合は親が責任持って子どもをサポートするのが理想です。


こういったことを親御さんがサポート役としてやってあげるのがベストですが、様々な理由でどうしても親御さんがサポート役ができない場合に、「塾」という選択肢がでてくるのです。


塾に行かれている子どもさんも多いと思いますのが、テストの結果を振り返り、子どもさん各人の弱点プログラムまで考えてもらえればいいのですが、塾というのはここまでやってくれるものなのでしょうか。

こういったことをやっていくのが塾の本来の使命のようにも思えます。


勉強することが習慣化した後は、弱点部分を集中的に補う効率のよい勉強を行うなど、成果が目に見えて上がってくるようなやり方を定着させたいものです。



それにしても今日もいい天気です。

今朝も40分ほど近所を散歩しましたが、抜けるような青空でした。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
$中学生・高校生が勉強以外で学ぶべき7つのポイント