こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。
勉強することの目標値設定をなんとか完了した後は、有無を言わさず行動開始です。
モチベーションを維持するために、まずやるべきこと。それは勉強することを習慣化することです。
習慣化とは、どんな気の進まない行動でも、2ヶ月間我慢すれば、その状態が当たり前となり、誰も何もいわずとも、人間はその行動を取り続けるといいます。
私はこのことを、会社の安全衛生の研修の時に学びました。
例えば工場の敷地内を歩いているとき、敷地内の横断歩道を渡るときは必ず手を上げて渡る、というルールがあるとします。
このルールを守るように!とミーティング等で通達があっても、特に若い人は、「そんなかっこわるいことできるか!」と反発します。
工場の敷地内では従業員がルールをちゃんと守っているかどうかを監視する怖いおじさんが、いつも横断歩道の近くでチェックしています。
こんな状況ですから、このルールに対して反発していた若者も手を上げて横断歩道を渡らざるを得ません。
そんなこんなで2ヶ月が経ち、若者は休日に街へ出かけたときのこと。
街中で横断歩道を渡るとき、無意識に手を上げて横断歩行を渡っている若いお兄ちゃんがいました。
本人無意識ですが、周囲は異様な目で彼を遠巻きに見ています。
はっと気づいた彼は恥ずかしさのあまり、その場をそそくさと立ち去りました。
習慣化とはこういうことです。
まずは勉強を行動の1つととらえ、習慣化することをはじめなければなりません。
習慣化を定着させる途中はまさに、「潜在意識の現状を維持する力」との戦いです。
ここで活躍しなければならないのが、我々親です。
今日は眠くてどうにも勉強できる状態じゃない!
こんなときでも、
「わかった。今日は本当は晩御飯のあと3時間勉強する予定だけど、1時間にしよう。その代わり明日の朝、1時間早起きし、今日出来なかった分をやるよ!」
とアシストしてあげなければなりません。
勉強することが習慣化するまでは、親も翌日いっしょに早起きし、決意の固さを子どもに見せなければなりません。
「ちょっと休憩。。」
といって、そのまま床で寝てしまってテコでも動かない子どもをゴツキ、くすぐって、なんとか起こして、少しの時間でも勉強させ、習慣化する。
このときが一番大変だと思います。
高校受験の場合、今がまさにそんな時期なんではないでしょうか。
お父さん、お母さん、めげずにがんばってください。
次回はモチベーションを維持するためのもう1つの大事なポイントについて述べます。
最後にプライベートネタをほんの少し。
昨夜は久しぶりに趣味の天体観測(観測ってほどでもないですが(・・。)ゞ )に出かけました。
クルマで1時間弱のところに空がくらい高原があり、仕事のしがらみのない、趣味だけでつながっている仲間も集結しました。
かなり冷えましたが、至福の時を過ごさせてもらいました。
月明かりのなくなった深夜からは満天の星空を堪能できました。

自然の中で感動するって重要なことですね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。