モチベーションの低下に打ち勝ち、1つ壁を越えると、今度は壁を越えた新しい自分が、「現状」となり、「潜在意識による現状を維持する力」により、今度はその状態が維持されるようになります。
こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。
「潜在意識による現状を維持する力」に打ち勝つと、レベルアップした自分が現状の状態になり、今度はその自分を「潜在意識による現状を維持する力」が維持しようとする、というしくみはおわかりいただけたかと思います。
それでは、いったいどうやって「潜在意識による現状を維持する力」に打ち勝つのか。
ここがポイントになってきます。
期待させておいて申し訳ないのですが、残念ながら「潜在意識による現状を維持する力」に打ち勝つ、即効性のある必勝の方法はありません。
あることを少しずつ積み重ね、「潜在意識による現状を維持する力」を打破していくしかありません。
その「あること」とは何か。
それは、とにかく「行動し続ける」です。
えっ!そんなこと!と思われるかもしれませんが、ものごとを途中でやめてしまう人は、ほぼ100%、これができていません。
このブログの趣旨からして、最終的にはお子さんの勉強に対するモチベーションアップにつなげなければならないのですが、この「行動しつづける」の解説は、これまで取り上げてきたウォーキングの事例で行うことにしましょう。
行動しつづける。
今回のウォーキングの事例では、「潜在意識による現状を維持する力」が働いたのは、ウォーキングをはじめてから数日後でした。
今日は天気がさえないな~。雨が降りそうだから、ウォーキングはやめておこう。
次の日。
今日は天気はいいけど気持ち、体調がいまひとつだな。明日の仕事に差し障るかもしれないので、今日もウォーキングはやめておこう。
こんなふうに、「潜在意識による現状を維持する力」がガッツリ働いてしまい、もののみごとに「潜在意識による現状を維持する力」に押さえつけられてしまいました。
このケースでは、どのように行動すればよいのでしょうか。
今日は天気がさえないな~。
ウォーキングに行くのはあまり気が進まないが、ここで休むと明日からも出かけるのがおっくうになるな。
よし!雨が降るかもしれないので、傘を持ってウォーキングに出かけよう!
靴も雨に濡れてもいいものを履いていこう!
体調がいまひとつの場合は、例えば、
今日は気持ち、体調がいまひとつだな。しかし熱があるわけでもないし、下痢をしているわけでもない。
よし!今日は普段の半分の距離を歩こう!調子がよければいつもの距離を歩くことにしてもいいな。
てな具合に、おっくうになり、ついついやめてしまいそうな状況においても、前向きに一歩を踏み出し、行動につなげてください。
たったこれだけのことですが、多くの人がこの、「行動しつづける」ということができません。
行動は思い立ったら、すぐに実行してください。
雨用のウォーキング靴がなかったら、すぐに買ってください。
行動はスピードが非常に重要です。
このような小さな行動を継続してい積み重ねていくと、今度は「行動するのが当たり前」、すなわち、「行動する自分」が「現状」となるのです。
そうすると何度も述べているとおり、今度は「行動する自分」を「潜在意識による現状を維持する力」が現状を維持しようとします。そうすればしめたものです。
行動するのが当たり前。その結果、体重も減り、体調も良くなってくる。
今度はその状態が当たり前になってきます。
このようにプラスのサイクルが勝手に回り始めると、もう誰にも止められません。
このプラスのサイクルを子どもさんの勉強に対するモチベーションにもつなげていくことができます。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。