モチベーション、継続力の邪魔をするもの その2 | 子供が就職・会社で成功するために10代でやっておくべきことを教えます

子供が就職・会社で成功するために10代でやっておくべきことを教えます

学校の成績が良いだけでは、この混迷した社会を生き抜けません。

一流大学を卒業するだけではダメです。

今後の世の中、勝ち組と負け組みに二極化されていきます。

企業の採用担当が語る成功のノウハウ。

中学生、高校生のお子さんの親御さん向けに解説します。

モチベーション、継続力を阻害するものはなんと、私たちの潜在意識による「現状を維持する力」だったのです。


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


「潜在意識による現状を維持する力」は、とにかくその人の現状から何か変化があると、元へ戻そうとします。


やっかいなのは、この潜在意識による現状を維持する力」は善悪の区別がつかないことです


健康のため、ウォーキングやジョギングをはじめることは、誰もが「それはいいことですね!」と言ってくれますが、潜在意識はそれを良いこととはとらえていません。

それじゃ、悪いこととしてとらえているのか、といえばそれも違います。

潜在意識にとって、ウォーキングをはじめること、ジョギングをはじめることとは、良いことでもなく、悪いことでもなく、単に、「今までとは違う変化」としてとらえます。


「潜在意識による現状を維持する力」は人間であれば誰でも持っているものですので、それに屈するのは仕方のないことなんですが、世の中には目標を達成している人、成功している人がいくらでもいます。

ですので、なんらかの方法で、この「潜在意識による現状を維持する力」に打ち勝っていかなければなりません。


ひとたび、この「潜在意識による現状を維持する力」に打ち勝つと、次のステージへ進むことができます


健康のためにはじめたウォーキングやジョギング。


「潜在意識による現状を維持する力」に打ち勝ち、体調も良くなってきた!体重も減った!健康診断の数値が良くなってきた!という状態を勝ち取りました。


すると、面白いといいますか、ある意味当たり前なのですが、今度は体調が良い状態、体重が減ってスリムになった状態、健康診断の数値が改善されている今の状態が、その人の「現状」ということになるのです。


ですので、多くの人の場合、「目標を達成したからウォーキングはこれで終わり!」とはならずに引き続き同じことを継続していきます。

なぜなら、ウォーキングやジョギングにより、体調が良くなった、体重が減ったという今がその人の現状になるわけですから、それを維持するために、ウォーキングやジョギングを続けようとします。


これもほかならぬ、「潜在意識による現状を維持する力」によるものなのですね。


モチベーションを阻害するものが、「潜在意識による現状を維持する力」であるということを理解し、一度、「潜在意識による現状を維持する力」に打ち勝つ術を身につけた人は、次なる更に高い目標を設定し、再び「潜在意識による現状を維持する力」と戦い、打ち勝ち、どんどん目標を達成することができるようになります。


こういったサイクルが回ってくればしめたものです。

うまくいく方向に転がり始めれば、もはや簡単には止めることができません。


さて、問題は、いったいどうやって、「潜在意識による現状を維持する力」に打ち勝つのかというところに絞られてきます。

これについては、次回、解説することにしましょう。



今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。