発達障害についての講演を依頼された③ | 素直なこころでつぶやこう

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発達障害の診断は誰がするのか

発達障害って診断をするのはドクターです。精神科医療のドクターです。向精神薬を処方することができます。

ではどの基準で診断されるのだろう?

身体的な病は「胃が痛い」「めまいがする」「おしっこが出にくい」「呼吸が苦しい」などの症状や血液データなどから診断をして病名がつく。骨折や傷はそれに応じた処置をする。

では発達障害はどうやって診断名がつくのだろうか?ましてや発達障害は病気なのか?障害なのか?

これは精神障害にも同じことが言える。精神疾患なのか?精神障害なのか?だ。

心の病っていうのか?

日本の精神障害者の人数は392万人、30人に一人は精神障害者。

人は誰だって気持ちが落ち込むときがあります、とてもハイテンションになることもあります。

それが一日の中で起こったり

一週間の中で起こったり、一か月の中で起こったり、そのふり幅の大きさは人それぞれでしょう。

 

自分の体験談と薬の副作用

実は私もうつ状態になり、パニック発作を起こした経験があります。

近所の内科に行きました。症状を話ながら涙が止まりませんでした。ドクターは精神安定剤を処方されました。

ソラナックスというベンゾジアゼピン系抗不安薬で脳の興奮などを抑えることで不安、緊張、不眠などを改善するお薬です。身体症候、緊張、睡眠障害、不安、抑うつに効果があるとされ、胃潰瘍、過敏性腸症候群、十二指腸潰瘍、自律神経失調症、心身症に処方されます。

効能、効果がある代償に副作用があります。

眠気、めまい、ふらつき、頭痛、口渇、悪心、嘔吐、便秘、腹痛、腹部不快感、食欲不振

離脱症状、薬物依存、けいれん発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想、刺激興奮、錯乱、呼吸抑制、アナフィラキシー、そう痒、蕁麻疹、顔面腫脹、息切れ、肝機能障害、黄疸、脱力感、倦怠感、血圧降下、過敏症、光線過敏性反応、眼症状、霧視、複視、構音障害、焦燥感、神経過敏、健忘、尿失禁、動悸、下痢、発疹、、筋弛緩、筋緊張低下症状、発汗 なんと50もの副作用があります。

知っていたら、絶対に飲みたくないですね。しかし、この頃の私は知りませんでした。

過呼吸になりそうになったら、すぐに飲みました。

しかし、そのときの症状が治まるだけで、治るわけではありません。

ある日、強いパニックがあり、20錠くらいのソラナックスを全て一気に飲みました。

・・・二日間、身体がぐったりして動くことが出来ませんでした。トイレも行かず、目も開かず、二日間が過ぎました。家族の話声は聞こえていました。

薬の恐ろしさを知ることができた・・・という経験談です。

そのような向精神薬はたくさん出回っています。発達障害の子どもにも処方されています。

コンサータ、ストラテラ、エビリファイ、リスパダール、インチュニブ、ビバンセ、メラトニン

これらにも当然、副作用があります。*ビバンセはリスデキサンフェタミン製剤であり2018年2月21日に覚せい剤取締法により覚せい剤原料に指定されています。

決して、薬を全否定するつもりはありません、その人によっては薬が有効に働くこともあるかも知れません。

しかし、できるだけ、お子さんにはお薬を飲ますことはしないでほしいと私は願っています。

ただ、どうにもならないこともあるから、飲ませているお母さんを責めてしまうことは間違っているとも思います。ただ、副作用があることを知った上で飲ませて、お薬ではその時の症状を抑えることはできても、お薬で治ると言うことはありません。

 

つづく・・・