発達障害についての講演を依頼された② | 素直なこころでつぶやこう

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発達障害の症状

発達障害者支援法において、発達障害は自閉症、アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害、学習障害、トゥレット症候群(チック)などがあり、言葉の発達の遅れやコミュニケーションの障害、対人関係、社会性の障害、パターン化した行動、こだわりが強い、興味関心が偏っている、不器用であるなど、注意欠陥多動性はその名の通り不注意で多動、多弁、衝動的な行動をする。学習障害は読み、書き、計算の能力が極端に低いとそう、診断されるようだ。

 この症状の説明を聞いて、そんなことで障害にしてしまったら、ほぼほぼの人間たちは障害者になるではないか?と思う人は居ないのだろうか?

いや、わたしだけがそう思うわけはない・・・と思いたい。

 わたしを例に具現化してみよう。

 *暗記能力なし*しゃべり出したら止まらない*熱中すると時間を忘れる*妄想好き*集団行動から無意識に外れることがある*人の心がわかりすぎて逃げ出したくなることがある*人見知り、場所見知りが強いなど

 もう一人くらいに訊いてみよう。

 *漢字が覚えられない*本が読めない(インターネットでの調べ物はできる)*過度な集中力*人の黒いところが見えてしまう*こだわりが強い*初めて使うソフトでも使いこなすことができる(調べながら)

私も、もう一人も発達障害として診断を受けてはいない、しかし、おそらく…調べたら何らかの症状を指摘されるであろう。そして、私ももう一人も決して今の社会が生きやすい場所ではない。かなり工夫して、努力して、自己を確立しようともがきながら、仕事をし、生きている。

生きづらさを感じているのは事実だ。しかし、それが誰かのせいとか社会のせいとか時代のせいとか…責任を転嫁しない。全て自分自身の責任だ。

 

発達障害と診断された時のメリット

さて、では発達障害という診断を受けることのメリットがあるのか?

Ø  障害福祉サービスを受けることができる(ヘルパーとか就労支援とか、ほかにも)

Ø  障害者年金がもらえる(1級:97万6,125円・2級:78万900円)

Ø  公共料金の割引や税金の控除や減免など

Ø  障害者に対する合理的配慮もしてもらえそうだ

つづく・・・