僕が小学3年生だった24年前。
5時の鐘が鳴る三丁目公園でブランコに乗り、
僕らは最後の時間を惜しむように話していました。
『大人になってもずっと友達だからね!』
『一緒に夢叶えような!』
そう告げて僕は、
友人のSくんとお別れをしました。
そしてSくんは翌日、お父さんの仕事の都合で
遠くへ転校していきました。
しかしそれが永遠の別れになるとは、
夢にも思いもしませんでした。
Sくんは、転校先の学校で
『東京モンが来た』
『言葉が違うヤツが来た』
『体がデカイやつが来た』
ただそれだけの理由で、
いじめにあい、自殺してしまったのです。
「ずっと友達だっていったじゃんか!」
僕は、力になれなかった
自分のことが許せませんでした。
そして電話で伝えてくれた、
Sくんのお母さんは泣きじゃくり、
『もっと話を聞いてあげればよかった。
ごめんね、ごめんね・・・』
お母さんは自らのことを責め、
その後、風の噂で確かかはわかりませんが、
お母さんも自ら命を絶ってしまったと聞きました。
今でも子ども達の
いじめや悲しいニュースをよく目にします。
SNSやインターネットが発展して
便利になっていく一方で、
24時間監視されていると感じる子どもも増えています。
そのたびに、
『ごめんね。俺、もっと君の近くにいれたら・・・』と
悔しくなります。
・・・・・もう嫌なんです。
僕は、もう二度と
そういう悲しい結末を迎える家族を出したくないんです。
・・・・・何かがあってからでは遅いんです。
もう・・・
悔しい思いはしたくないんです。。。
だからこそ、家庭の中でも学校の中でも、
もっと良いコミュニケーションが溢れてほしい。。。
『嬉しいことも悩んでいることも、もっと気楽に
楽しく親子でコミュニケーションが取れるようにするんだ!』
『お前の夢っていいね!』と素直に言い合えるような
友達同士での絆を築いてもらいたいんだ!
それが、僕がSくんと、Sくんのお母さんに立てた誓いでした。
人々に比較的少額の資金提供を呼びかけるものです。