親子っていうのは、とても素敵な関係で、
親が子どもに、『幸せに生きてもらいたい！』と思うように、
実は、、、子どもも親に、
『幸せに生きてもらいたい！』と願っています。
少し昔話させてください。。。
僕が小学生だった頃、
子どもながらに心配していたことがあったんです。
『ママは本当に幸せなのかな？』と言うこと。
何をするにしても自分より子ども優先。
週末が訪れるたびに、サッカーの応援に来てくれ。
「習字をやってみたい」と言えば、習わせてくれました。
子どもながらにやりたいことをやらせてもらえるのは、
すごく嬉しかったんです。
だけどね、心配だった。
『ママはやりたいことできてるの？』って。
その度に母は口癖のように言います。
『あなたたちが幸せで、
楽しそうにいてくれるのがママの幸せなのよ』って。
とはいえ、
『ママはやりたいことできてるの？』という疑問は
拭いきれないまま、時は流れていきました。
（やりたいことやりすぎ！じゅんさん笑）
そんな母は、
僕が中学生か高校生だった頃、
突然バレエを習い始めました。
『なんで、いまさらバレエ・・・』と思い
話を聞いてみると
実は母は幼い頃、
バレリーナに憧れながらも、
バレエ教室に通わせてもらえなかったそうなんです。
そして、母には子どもが生まれ、
『子どもたちにはやりたいと思ったことをやらせてあげたい！』と
自分のやりたいことよりも、
僕ら子どもたちのやりたいことを
第一優先に考えるようになりました。
僕が生まれた8年後
女の子の赤ちゃんが生まれました（僕の妹）
妹が幼稚園にあがる頃
バレエを習い始めました。
小さくて、一所懸命に足をあげる姿
とても可愛かったんです。
そんな妹の姿を見てか
母自身も子どもの頃、
抱いていた夢へのチャレンジが始まりました。
そう。バレエ教室に
通い始めたんです。
身体が固かった・・・
でもお風呂上がりに妹と一緒に
楽しそうに柔軟している姿。
『今日はバレエに行ってくるね～』
と嬉しそうに置き手紙を残して、仕事に行く姿。
僕は今でも鮮明に覚えています。
母には夢ができました。
『ゆきの（妹）と一緒に
バレエの発表会に出る！』
そこに向けて一所懸命チャレンジしていたんです。
『夢に向かってチャレンジしている姿。』
『本当にキラキラ輝いている母の姿。』
僕はそんな母の姿を見て、とても嬉しかった。
そして夢が叶う発表会。
舞台上で、楽しそうに、幸せそうに踊る母の姿を
僕は、家族と一緒に客席から見ていました。
なぜかわかりませんでしたが
あふれる涙を抑えることができませんでした。
そして
『オカン、やったね！おめでとう！！ありがとう！！』
そんな言葉がこみ上げてきたのです。。
＋ ＋ ＋ ＋ ＋
最高にかっこいいと思いました。
夢に向かってチャレンジしている母。
心から誇りに思いました！
自慢に思いました。
学校に行って母のチャレンジを
友達に言いふらしました。
『俺のオカンすげぇんだ！！』
『すげぇ感動したんだ！』って。
友達もすごく感動してくれました。
夢に向かって楽しそうに今を生きる母の姿は
僕に大きな希望を与えてくれました。最高の自慢でした。
夢に向かって楽しそうに生きる母の姿は
僕にいくつになってもチャレンジすることの
大切さを教えてくれました。
夢に向かって楽しそうに生きる母の姿は
僕に『夢を持っていいんだよ！』と身をもって教えてくれました。
きっと、一緒の舞台で踊った妹の心にも
強く強く、母の姿は焼き付いていると思います。
つい最近もまた、
妹と一緒に舞台に立っていました。
かっこいいよな〜〜〜〜
そんな母は昔、
僕に言ったことがあります。
『私はね、子どもたちが一所懸命
サッカーやバレエにチャレンジしている姿を見て
私ももう一度がんばってみようって思ったんだよ。』
ジーーーーン（涙）
そんな母は今、
『みんなが集まれるような、暖かい甘味どころを作りたいな！』
といって、和菓子教室に通っています！
かっこいいわ！ほんまに・・・
子どもの頃、たくさん応援してくれた。
だから今度はさ、俺がオカンの夢、応援する番だべ！！
オカンの夢は、僕の夢です。
家族の夢は、僕の夢です。
・・・・・
『大人のチャレンジしている姿に
子どもは胸を打たれる。』
そして、
『子どものチャレンジしている姿に
大人も胸を打たれる。』
僕は、子どもも大人も
ともにチャレンジして楽しく笑顔溢れる家庭が
今以上に増えたら素敵だと思うんです。
それが僕が子どもやお父さん・お母さんに
コーチングをしている大きな理由ですね＾＾
最後までお読みいただきありがとうございました！
原潤一郎（じゅんコーチ）でした〜
７日間のメールレターをお送りしています＾＾
よかったらお読みください＾＾
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